150元のスナック、800元のカラオケ。
日本人にとっては格安とも言える北京の夜のエンタテインメント。でも、北京の一般庶民にとっては、相当高価なお遊びと言えます。 北京生活に馴れてくると、日本人でもこの金額が高いように思えてくるわけで、テーブルチャージが120元のスナックと150元のスナックの違いを掲示板で徹底的に検証したり、カラオケのアテンド女の子へのチップについて300元は高すぎるので200元にしようとか熱っぽく議論することになるのです。 ただ北京のお金持ちは、夜のエンタテインメントに関して、ケチろうとする人はあまりいません。徹底的にお金を使うのです。 北京のお金持ち向けのカラオケは、ルームチャージが2,000元や3,000元。飲み物は別で、レミーマルタンなら1本3,000元くらいしますし、1本1,000元と値付けされたフランスの赤ワインを2~3人で10本くらい注文する輩もいます。ビールならばもうケース単位24本ごとの発注です。そして、女の子へのチップは最低で300元なのは日本人向けカラオケと大差ありませんが、サービスに満足したり、女の子に気に入ってもらいたければ、1,000元や2,000元平気で払ったりします。特別なサービスの有無に関わらずです。 ボクは知り合いの中国人に連れられて、何度かこうしたカラオケに行ったことがありますが、 3人くらいで行くと簡単に1万元(13万円くらい)は使います。こういうお店に行く人たちは、「領収書をください」などという必要もない人たちが多いようで、見た感じでは自腹でキャッシュで払っていく人が多いようです。 1万元といえば、4年制大学の新卒で著名外資系企業に就職する際の平均的初任給の4か月分くらいですから、東京だと80万円くらいの感覚です。もちろん銀座のクラブなら当たり前の価値観かもしれませんが、北京市内だけでもこうしたお金持ちが行くようなカラオケが100軒以上ありますし、ルーム数は50以上、常時300人のアテンド女の子が待機、という大規模店中心なのに、予約をしないと部屋が取れないくらい毎晩混雑しているのです。 それでいて、こうしたお金持ちに人気なのが、BMW、アウディ、ベンツといった高級車。少し前までは運転手にベンツが主流でしたが、いまは自分で運転するBMWかアウディが人気になっています。この2車種とも中国国内でアッセンブルした「国産車」ですが、当然フル装備で60万~80万元(1,000万円前後)です。
by pandanokuni
| 2004-10-22 00:12
| 経済ネタ
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