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中国側の事態解決に向けた動き。
いよいよ中国政府当局も事態の解決に向けて動き始めたような感じがします。これ以上暴力沙汰が続けは、現政権の統治能力を疑われるでしょうし、国際的なイメージはがた落ち、外交的にも経済的にも望ましくない、と言う方向にまとまったのでしょう。
中国政府当局は、「愛国」と言う基本コンセプトを否定することなく、政府が弱腰と思われること無く、まず国内優先で事態を収拾しなければなりませんから、頭の使いどころでしょう。そして、きょうの朝、そのストーリーが人民網で明らかになりました(中国情報局)。

「愛国は正義により沸き立ち、理性により止まる」という特別企画は、

  • [大衆の議論] 穏やかさが最も大切。私たちは愛国の熱情をどのように表わせばよいのか
  • [背景1] 政府方針:日中関係で遵守すべき三原則
  • [背景2] 第二次大戦後、日本政府は反省と謝罪の態度を既にとってきた
  • [ネットユーザー] 愛国主義の感情:義より沸き立ち、理を以って止まる

という構成になっており、田中角栄さんと周恩来さんが乾杯している(角栄さんが頭を下げています)写真を掲げています。

弱腰と批難されないためのキーワードとして"理"を持ってきたのではないでしょうか。つまり、「三原則」という中国の対日基本路線と、その政策の背景でもある日本政府が既に反省と謝罪の態度を示したという事実を再認識させることによって、政府は理性的に日本に対しているのだから、キミたちもそうしないとダメよと諭している感じです。
さらに踏み込んだ言い方をすれば、中国人民の間で広がった"日本に対する認識の誤り"を政府自らが正してあげることによって、根本原因の一つを断ち切ろう、としているとも思えます。
それで「私たちは、日本の行動を見守っていく」という4月12日の外交部スポークスマンの秦剛さんの発言を引用して、中国政府は"理"に叶った対応をしているのだから、キミたちも"理"に叶った態度で、あとは日本の行動を(冷静に)見守って行こう、というわけです。
ま、中国政府の事情を考えれば、国内向けの施策が優先するのも致し方ないのではないでしょうか。

一応日本向け(?)に始めたこと:北京の日本大使館の原状回復を提示・中国外務省の関連会社(NIKKEI NET)。
(今回のポストは速報性を重視しました)
by pandanokuni | 2005-04-19 18:21 | [実録]05年4月反日デモ
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