4月9日、北京で発生した反日行動(敢えて"暴動"とは言わないでおきましょう)の参加者は、どんな主張を繰り広げたのでしょうか?或いは、何を訴えようとしたのでしょうか?彼らの掲げた横断幕やプラカード、叫んだシュプレヒコールなどは、私が見た限りこの行動を遠巻きに見ていた野次馬など北京市民の共感を得ていて、結果として徐々に参加者を膨らますことになったと思います。![]() 日本人が、日本企業が、或いは日本政府が、この事態と向き合うとき、彼らの主張している内容を知ることは大切だと思います。私の見聞きした範囲で、挙げてみたいと思います。
![]() ![]() 彼らの"理性的な"主張の主流と思われる部分を整理しますと、次のようになります。 日本は侵略の歴史を美化し歴史を改ざんしている、また(中国の領土である)尖閣諸島を日本が不当に占拠している----だから---- 日本製品を買うのをやめ、日本の国連安保理常任理事国入りを反対しよう。 また、全体のトーンとしては、日本が再び"ファシズム"に走り、中国に向けて"侵略"を始めるのではないか、と言う危惧を抱いている感じも受けました。「中国人が日本製品を購入すると日本企業が利益を挙げて、その利益によって日本の軍備が拡大され、いずれ中国に攻めてくる、だから日本製品を買うのは止めよう」こうした論理で考えている参加者も多かったのではないでしょうか。 ![]() 今回の行動で最も目に付いた主張は「日本製品排斥(中国語だと"抵制日貨")」であったことは間違いありません。また「、日本や日本人を感情的に蔑視するようなプラカードやシュプレヒコールも多く混じっていたのも事実です。プラカードの中には、例の「小日本」や「鬼子」という表現がありました。また、JAPANESEのスペルを文字って、 Junk Adult Prostitute Ass Nasty Evil Scamp Excream (ゴミ、色魔、娼婦、駄ロバ、不快、悪魔、ヤクザ、糞便)と書いてあった横断幕が偉く目に付きました。 なお4月10日正午現在、北京のメディアは9日の反日行動についてほぼ黙殺しています。テレビも新聞もネットでも報道していません。9日の中国外務省の会見での反日行動に関する日本記者と秦剛スポークスマンの質疑応答の内容がWebに掲載されている程度です。また、香港の新聞「大公報」のウェブがかなり詳しく伝えており、北京からもアクセスできる状態になっています。 とは言え、多くの北京人は昨日の出来事を知っています。目撃した人がケータイ・メール(SMS)などを送りどんどん広がっていったのでしょう。メディアは伝えなくとも、ある程度の情報通なら知っているはずです。
by pandanokuni
| 2005-04-10 13:36
| [実録]05年4月反日デモ
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