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日本大使館付近に手配済みだったデモ隊"送迎バス"
日本大使館付近に手配済みだったデモ隊\"送迎バス\"_b0047829_185416.jpg4月9日、北京市で巻き起こった反日集会とデモですが、私がこの目で見た中関村「海龍大廈」と日本大使館前で起こった出来事のほかにも、いろいろ騒ぎがあったようです。現時点で信頼できる筋から得た情報によりますと、(1)東三環路に面する日本料理店少なくとも2軒の玄関や窓ガラスなどがこわされた(そのうち1軒は中国人経営のお店なのに)。 (2)東京三菱銀行など日本企業が多く入居する発展大廈に投石があり、ビルの窓ガラスがわれた。 (3)日本大使公邸付近の路上に駐車中の日産セドリックがひっくり返された。 などの出来事がありました。


日本大使館付近に手配済みだったデモ隊\"送迎バス\"_b0047829_193473.jpgさて、爺の裏長屋さんには中国当局からの接続制限まで心配していただきましたが、デモ隊到着前に日本大使館南側の路上に駐車してあったバスの写真をアップしちゃいます。北京ではおなじみの連結タイプの長いバスが20台ほど駐車してありました。現場に着いたとき、私は警備関係者用のバスだと思いました。でも、大使館の北側に回ってみると、光華路(大使館の北側に面した通り)沿いにたくさんの警察用マイクロバスやミニバンがとまっていました。そして、例のアナウンス(「バスで帰りましょう」)です。このバスは、デモ隊を送り届けるためのバスに違いありません。


日本大使館付近に手配済みだったデモ隊\"送迎バス\"_b0047829_1105779.jpgただ、だからと言って、日本大使館へのデモ行進が中国政府当局が背後で糸を引くような"官製"だとは言えません。デモ隊の帰る"足"が手配されていなかったら、更に甚大な混乱を招いたかもしれません。現に、上述のように東三環路付近で破壊行為を行ったり、大使館とは距離の離れた日本公使公邸付近に向かったのは、組織されていなかった、つまりデモ行進のルートや帰りの"足"をしっかり準備していなかった、群衆だったようです。もし、大使館に押しかけたグループがそのまま"現地解散"していたら、ヒートアップしたまま無統制で日本関係の商店やレストランやオフィスビルに、散らばって、もっと"悪さ"を働いていたかもしれません。
私としては、この"送迎バス"は騒ぎの過激化をある程度抑える役割を果たしたのではないかと思います。

反日集会で、もう一点目に付いたこと。それは、「日本製品不買!」と叫ぶ人たちを撮影している人たちが利用しているデジカメやビデオカメラがほとんど日本ブランドの製品だったことです。さすがIT製品マーケットが立ち並ぶ中関村だけあって、野次馬や興味半分で集まってきた人たちの多くがデジカメやビデオカメラを持っていました。もちろん、テレビクルーの機材はSonyかPanasonicです。反日集会に参加した人たちにとって、このことはあまり興味が無かったようです。

最後に、tanakaさんからリクエストのあった「デモ呼び掛け」サイトについてですが、現時点ではほとんど接続できない状態になっています。なぜか、私のところにもメールが送られてきた民意ネット(現時点では過激で無い内容に差し替わっています)がオリジナルと思われる呼び掛けメールを中国国外のサーバーにアップしましたので、興味のある方はご覧ください(中国語ですが)。それと、まだ"生きてる"反日署名サイト:反日署名ネットです。ご参考まで。
by pandanokuni | 2005-04-10 01:12 | [実録]05年4月反日デモ
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