人気ブログランキング | 話題のタグを見る
北側国土交通相、中国マスコミに「小泉さんの靖国参拝止めてほしい」と発言。
北側国土交通相の訪中は、日本への観光誘致のため、と書きましたが、もう一つ重要な目的があったのを書き忘れていました。それは日本の新幹線の"売り込み"です。観光資源にしても新幹線にしても、日本を"売り込み"にやってきた北側さんは、さすが自民党系の中国ファンのおじいさん議員とは違うなぁ、と感心してはいます。
ただ、観光誘致の場合、民間企業も自治体も直接的なビジネスの拡大に繋がりますから、政府が支援してくれることはそれなりに有難いのですが、新幹線の場合は決してそうではありません。はっきり言って、民間のほうはあまりおいしいビジネスになると考えていないので消極的なのです。

それはさておき、中国のポータルサイト「SOHU(捜狐)」に「北側国土交通相は、小泉首相がまた靖国参拝することを望まない」と言う記事が出ていました。この記事は、SOHUの記者の質問に答える形で掲載されたもので、「私は小泉さんが靖国神社を参拝するべきではないと希望している」と述べたらしいのです。中国人記者の靖国関連の質問に、言葉を慎重に選びながら時間をかけて答えたそうです。記事によれば、訪中の前に北側さんは小泉さんと会い、小泉さんも日中関係はたいへん重要だ、と話したらしいです。また、北側さんが最も崇拝する政治家は周恩来さんだとも話したそうです。

日本を"売り込み"に来たのですから、当然かもしれませんが、日本の閣僚で首相の靖国神社参拝に対する反対意見を中国側にはっきり述べたのは北側さんが初めてではないでしょうか。彼も出身政党に気を使っている、と言えばそれまでですが。また、そうした記事が中国のポータル・サイトに掲載されたのも不思議と言えば不思議です。

私としては、観光誘致にせよ新幹線にせよ、民間の意思で民間でできることは民間がやれば良いと思ってますし、民間が困っているとき政府が力を発揮してくれるのが理想だと考えています。
ビジネスについて話し合える環境でない時期にのこのこ"売り込み"にやってくるのは、かなり間抜けっぽい感じがしますが、官僚を味方にできない非自民党の閣僚だからでしょう....お役人が出世のことではなく、日本の国益についてしっかりビジョンを持って仕事をしていないと、政権が代わっても政策執行に劇的な変化は期待できないでしょう....
by pandanokuni | 2005-01-19 18:32 | 政治ネタ
<< 『ウサギは巣の回りの草を食まない』 北側国土交通相と阿南大使ののメ... >>