会社設立代行、犬のお世話から美少女まで。傑作、ケータイSPAMメール。
中国でもケータイ・メールは大活躍です。日本と同様に電話で話すよりも...という通話との使い分けもありますが、ケータイの通話料金と比べ、料金が安いから、より利用されている感じです。なにせ、中国では電話をうけた側も料金を支払うシステムですから、ケータイの長電話は気が引けるのです。

知人や友人、仕事仲間からのメールだけではなく、広告目的のSPAMメールもどんどん送られてきます。最新のケータイ端末にはSPAM受信拒否機能もあったりしますが、とりあえず受信しておき、暇なときに読み返してみるのも楽しいものです。

一番多いのは、エアチケットや不動産などのセールス・メールです。
航空券、今すぐ宅配します。上海、広州3割引、青島、成都2.5割引。国外行きの航空券もご手配できます。三環路以内なら30分でお届けします。いますぐ、お電話を。
一度試してみましたが、きちんと30分で届けてくれました。
新築マンションお売りします。当方中心部に複数の高級マンションを所有しています。仲介業者ではありません。市場価格より更に安いお値段をご提案します。とにかく、お電話を。
こちらは試していません。
ベンツをお貸しします。北京出身の礼儀正しい運転手込み。ご利用の前日までご連絡ください。北京市内なら一日○○人民元。
ベンツに乗ってゴルフにでも行こうかと、連絡をとってみましたが、ゴルフ場は遠いので市内料金の3倍になる、と言われて、あっさり諦めてしまいました。
海外衛星放送受信ならお任せください。Star TV、Channel [V]、CNN、BBCから魅力のアダルト・チャンネルまで。設置・調整後、お支払OK。当局への対応も万全、問題が生じれば当社が対応いたします。
"当局への対応"ってのがキーですね。海外衛星放送の個人的な受信は、原則的には違法行為なので、"当局"のパラボラ発見隊が取り締まるのですが、ここで頼めば見逃してくれる、ということなのでしょうか。きっと、"当局"の関係者の会社なんでしょう。

次いで多いのが、"何でも屋"系の売り込みです。
あらゆる手続きをいたします。会社設立、営業許可証の取得、パスポート、ビザの取得、お手伝いさんの斡旋、犬のお世話。何でもご相談ください。
いろんな代行をしてくれる、というメールはしょっちゅう送られてきます。会社設立から犬のお世話まで、同じスタッフで請け負っているのでしょうか?会社設立のほうが専門の会社に犬のお世話をお願いするのはちょっと気が引けますし、犬のお世話が得意な会社に会社設立の手続きをお願いするのはカナリ心配です。
公式領収書、運転免許証、営業許可証、労働許可証、あらゆる証明書をご用意します。
公式領収書(発票)は、ワイロ、リベート、キックバックなど、領収書のもらえないお金が流通する中国ビジネスに欠かせないツールです。ですから、いろんなところで本物の公式領収書(金額の明記されていない束になったモノ)が販売されています。資格証明、大学の卒業証書から運転免許証まで、お金を積めば入手できるお国柄ですから(偽物・偽造の場合が多いようですが)、こんなメールにはもう驚きません。

人材(?)紹介系のメールもよく入ります。
家庭教師をご紹介します。北京大学、清華大学などの現役女子大生が、ご自宅で丁寧に指導します。料金はお電話で。
いくら"現役女子大生"と書いてあってもきちんと"家庭教師"と謳っている場合は、ホントの家庭教師の紹介だと思ったほうが良いようです。北京のコガネ持ちは、お子さんに家庭教師をつけるのがトレンドになっているようです。未就学児や小学生向けの指導専門などと書いてある場合もあり、子どもが小さいうちから英才教育を目指す親が増えていることを物語っているようです。
舞踏学院の純情な少女、19歳。身長168cm、体重49Kg。色白で美しく豊満で優しい。一回○○人民元。興味ある男性はお電話で。
で、こういうSPAMも届くわけです。もちろん、試してはいませんが.....
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# by pandanokuni | 2005-09-15 23:40 | 社会ネタ
"文明国家"を襲ったハリケーン。中国の"天災"との比較。
きょうの北京は久々に雲ひとつ無い青空に恵まれました。ことしの北京は例年と違い曇りの日や雨が多く、カラリと乾燥する夏場ですらじめーっと湿度が高い日々が続きました。北京の砂漠化を防ぐために、当局がウルトラCでも用いたのではないだろうか、と思うくらい変な天気が続いたのです。

黄河以北が砂漠化の危機に曝されているのとは裏腹に、揚子江上流から中流域では毎年のように洪水被害に襲われています。ことしは98年の大水害に次ぐひどさだということです。
中国全土の水害による被害は、今年これまでに死者1,024人、行方不明者293人、直接的な経済損出は1,028億RMBに及んでいるそうです((新華通信ネットジャパン)。今年は台風がやってきた沿岸部での被害が特に大きいのが特徴のようです。中国のテレビニュースを視ていると、連日のように洪水の被害や復興のために頑張る(?)当局者の姿が出てきます。

もちろん、当局から発表された被害状況が真実を表わしているのかは定かではありません。ただ中国ではこうした災害が発生すると、メディアなどを通じて人民の不安を取り除くようにしています。例えば、被害視察する国家指導者、復興に向けて動き出した住民のインタビュー、懸命に働く解放軍の姿などをお手製のメディアなどを通して、被災者だけではなく広く人民に伝えるわけです。こうした取組みによって復興への意識は意外と高まるでしょうし、略奪や暴動などの"二次災害"もある程度抑制されているのではないかと、思ったりします。ストレートに言えば、天災として片付いてしまうわけです。

アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」の被害は、私の想像を絶する規模になりそうな感じです。死者は数千人、避難民は数100万人にのぼるという報道もあり、直接的な人的・物的被害は甚大なようです。それ以上に驚かされたのが、略奪や強姦などが横行していること。ニューオーリンズは無法地帯と化してしまい、警察官まで職場を放棄し、支援活動すらできない事態になっている、との報道さえあります(Asahi.com)
いかに南部とは言え、文明国家アメリカでは無いですか。これが中国やインドでの出来事でしたら、またか、と通り過ぎる日本人が多いような気がします。

スマトラ沖の大津波のように、予報システムが完備されていない地域で起きた災害ならいざ知らず、「カトリーナ」はフロリダ州でひと暴れしていたワケで、進路だって予測されていたわけです。避難命令も出されていたようで、突然やってくる地震や津波とはワケが違うはずです。自然災害ではありますが、"人災"の要素が相当強そうです。
一応"自由の国"ですから、一部メディアでは既にブッシュさんを批判する論調も出てくるでしょう。イラクなどに州兵を派遣しているから、国内の治安も守れない云々....「ブッシュは嘘つき、何もしてくれない」と叫んでいるオバさんがNHKニュースで流れていました。
中国ではもちろんNGワードになりますけど、多くの人民は体制を批判しても復興が早まるわけではないことをわかっていますから...

"911”で少なくとも2,749人の犠牲者の報復のため、莫大な国家予算を投じアフガニスタンに侵攻し、イラク戦争まで敢行したブッシュさん。「カトリーナ」へどのように報復するのでしょうか。"自由の文明国家"では天災としては片付かない問題のようですから....
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# by pandanokuni | 2005-09-02 21:13 | 政治ネタ
人材難!? 隣のライバル店の女の子をママに抜擢したスナック。
最近の北京の日本人向けスナックはホントに乱立しすぎています。日本語フリーペーパーには毎月新しいお店の広告が載りますし、ひっそりと消してしまうお店もあります。同じ所在地のお店でも、いつの間にかお店の名前が変わってしまっていたり、"ママさん"を含むお店の女の子が総入れ替えになっている場合もあります。一つのビルやホテルの中に、複数の日本人向けスナックが入居する場合も多く、銀座の雑居ビル状態になってしまったオフィスビルすらあります。

とある三ツ星ホテルの同じフロアに、日本人向けスナックが隣り合わせで2軒並んでいます。2軒のスナックには資本関係(オーナーが共通など)も従業員のつながり(以前同じスナックで働いていた女の子が開業したなど)もありません。完璧なライバル関係のお店です。
奥に位置するPというお店に行こうとエレベーターを降りると、エレベーター前に位置するTというお店の女の子がお客さんの見送りのためエレベーターホールに出ていて、"呼び込み"まがいにP店のお客さんを奪ったりするような関係です。

T店は北京で最もテーブルチャージが安いお店の一つでしたが、最近オーナーが代わり女の子が大勢辞めてしまいました。メインでお店を切り盛りしていた"雇われママ"も長期休養と言うことで、実質的に仕事を放棄してしまい、危機的な状況に陥っている....この騒動でT店から別のスナックに転職した女の子にこうした話を聞くに及んで、ほとんど手付かずのバーボンのボトルが残っているT店ではありましたが、もう行くことも無いだろうなぁ、と思っていました。

先日、日本から友人が来たので、久々にスナックでも行こうという話になり、私たちはT店の隣にあるP店に行くことにしました。
お店の入居するホテルのエレベーターを降りると、正面に位置するT店の女の子と思しき数人が、お客さんのお見送りに出ていました。その中にP店のL嬢が居て、私たちに例の如く「お久しぶり~っ」と声をかけてきました。私はてっきりL嬢にP店へ連れて行かれるのだと思っていました。
ところが、L嬢はP店ではなく、T店のほうに私たちを導いたのです。

L嬢はP店で何度か私の席についたことがあり、顔なじみの女の子です。この娘目当てと言うわけでもなかったのですが、P店を目指していた私たちは、L嬢の高いテンションに負けてT店のほうに腰を据えることになりました。
噂どおり、T店はスタッフがすっかり変わってしまっていて、前回、2ヶ月ほど前に来た時に働いていた女の子はもう一人もいませんでした。唯一の顔馴染みが、お隣のライバル店Pで働いていたL嬢だったのです。
しかも驚いたことに、彼女はいまT店の実質的な"ママさん"になっていたのです。一応"チーママ"と言うことになっていますが、里帰りしたことになってる"ママ"がお店に戻る保証は無いからです。
L嬢は19歳になったばかりで、P店で働いていたときは、スタッフの中でも若いほうだったので、お店の中でもどちらかと言うと"下っ端"という扱いでした。その娘がいつの間にかライバル店で"ママ"に抜擢されていたのです。
まさに、北京のスナック業界は"世も末"という感じです。

でも正直に告白すると、ウチの会社の元受付嬢(いまは総務部で働いています)も、実はお向かいの会社の受付嬢だったのです。ルックスが良く、ウチの会社の社員にもお愛想を振りまいてくれたので社内で人気になり、引き抜いてしまいました。オフィスを移転するまでの2年間くらいは、前の職場と向かい合ったウチの会社の受付で、平然と働いていたわけです。さすがに管理職として迎え入れたりはしませんでしたが、受付嬢から総務部(中国では行政部と呼ぶのが一般的です)の中堅クラスで頑張っています.......
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# by pandanokuni | 2005-08-26 22:10 | ひまネタ
こんどはウナギですかぁ...食の安全はお金で買おう。
有害の合成抗菌剤が検出され、シンガポール政府は中国産ウナギと加工製品の輸入を禁止したそうです(22日に時事通信Webや毎日Webが速報を掲載しましたが、その後リンクが切れています)。アメリカのカリフォルニア州では中国産ウナギの回収を始めたとか(yahoo-Hong Kong)、この騒ぎが香港やマカオにも広がったとか(Serchina)、何だかたいへんな状況です。
中国産ウナギをいちばんご贔屓にしていそうな日本ではどうなのか調べてみると、合成殺菌剤が検出されたことを8月4日時点で厚生労働省が発表し、輸入業者に自主検査を指示していたようです(gooニュース)。
でも、中国在住の私が知る限り、日本国内の報道で大きく取り上げられたような感じは受けませんでした。最大需要期である土用の丑の日(今年は7月28日だったのかな?)を過ぎてからの"公式発表"は、日本の業界団体や消費者にまで配慮した"日本官僚的"対応だったニオイすら感じてしまいます。
日本在住の皆さんに、中国産ウナギについて、8月4日以降、日本国内でどんな風に取り上げられたのか、教えていただきたいくらいです。

ブタの病気は終息宣言が出されたようですが(Searchina)、食の安全については不安が広がるばかりです。

中国製ビールのホルムアルデヒドの問題は、言いだしっぺの新聞社を中央宣伝部が懲らしめると言う、中国らしい方法で終結しつつありますが(Searchina)、聞くところによると、中国のローカルビールの中には防腐剤としてホルムアルデヒドを使用していたところがあるらしく、これに代わる防腐剤のコストが高いので使ってしまっていたとの話。ウナギにおける禁止物質の使用も、もしホントだとするとコストを一層下げるために使っていたのでしょう。

日本では国産ウナギが高いから中国産ウナギが浸透したわけです。いくらい中国の人件費が安いからといっても、労働集約型の工業生産物ならいざ知らず、ウナギの養殖にどれくらい人件費の安さが貢献するのかは疑問です。コストは人件費がすべてではありません。日本の食品衛生水準に適った処理をするにはそれなりのコストがかかるでしょう。さらに食品加工というプロセスが加われば、人件費の安さだけではコストを大幅に下げることは難しくなるでしょう。野菜や果物にしても、肥料や農薬など、安全性が高ければ高いほどコストも高くつきます。養鶏や養豚だってそうです。

ですから、安いということは危険を伴うこと、だと最初から頭に入れておくのが良いのではないでしょうか。(中国で暮らすと実感します。特に夜の世界では....)

これは何も中国に限ったことではないと思います。
アメリカの牛肉は、どう考えても現状の日本の安全基準をクリアすることができないのです(「日本はこのまま米国産牛肉を受け入れていいのか」(神保哲夫氏=rice showerさんの紹介による))。日本の要求をクリアすれば、コストが高くなって、日本の国産牛肉と同じくらいの値段になってしまうので、アメリカの牛肉が売れなくなります。ですから、最初っから日本の要求を呑む必要が無いわけです。

中国産のウナギにしても野菜にしても、国産のものと値段が同じならば、売れなくなるでしょう。日本国民は国産モノを求めるかもしれません。でも日本だけでは、需要を満たすだけの生産力が無くなってしまっています。将来的には、安いということで中国など外国産の食品を選ぶのではなくなるでしょう。食の安全はお金で買うしか無いでしょう。日本国内産だけでは足りないのですから....
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# by pandanokuni | 2005-08-22 22:48 | 社会ネタ
歌姫・アイドルを創出する"素人参加番組"が中国でブレイク中!!
中国のテレビ番組といえば、中央宣伝部の通達事項を冷淡に読み上げるニュース番組を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、食傷気味の日本に負けないような"トレンディ・ドラマ(死語でしょうか)"もやっていますし、バラエティ番組やお笑い番組だってやっているのです。
そうした中で、最近ブレイクしているのが"素人参加番組"。かつて山口百恵やピンクレディーを世に送り出した「スター誕生」みたいな番組と思っていただいて良いかと思います。中国13億人民から歌姫やアイドルを創出していく番組なのですが、一発勝負のコンテストを放送するのではなく、予選から決勝戦に至るプロセスをテレビ番組にしているところが妙に受けているように思えます。

b0047829_2265873.jpgいま私がハマっているのは湖南電視台の衛星チャンネルの「超級女声(スーパー歌姫:英文タイトルは"Super Girl")」(番組の雰囲気が伝わる写真)と言う番組(金曜日20:30)。タイトルが示すとおり、中国No.1の女声ヴォーカリストを創出するプロジェクトです。ポイントは素人から歌姫を"選び出す"だけではなく、"育成"していくプロセスを捉えているので、視聴者も"スーパー歌姫"のプロデュースに参加しているような気にさせられます。
春から地区予選を始めて、6月より全国大会を毎週放送しています。そして遂に来週、12万人の参加者の頂点を極める"スーパー歌姫"が誕生します。
地区予選からずっとオンエアしていますから、勝ち残っていく歌姫には、全国の視聴者からたくさんのファンや応援団ができていきます。さらに、声楽やダンスの専門家による過酷なトレーニングや参加者の日常生活をドキュメンタリーとして紹介していきます。毎週何人かの脱落者が出て、最後に勝ち残るのは3人だけになるのですが、参加者は3ヶ月間共同生活を送っているので、ライバルであるはずの参加者同士にも強い友情が芽生えていきます....
前回のオンエアでは、トップ5から2人が脱落し、残り3人になったのですが、公開生放送の会場には全国各地から参加者のファンや応援団がやってきて、プロもトップスターを応援する以上に熱い声援を送りっていました。脱落していく参加者と生き残った参加者が、互いに抱き合いながら涙するという感動シーンもヤラセ無しと言う感じで、私も思わず貰い無きしてしまったくらいです。
そして、何よりスゴイと思うのが、参加者のレベルの高さ。半年足らずの間に、プロのトップ・ヴォーカリストを凌ぐ、歌唱力と表現力へと成長していきます。突然、アカペラ(無伴奏)でセリーヌ・ディオンやマライヤ・キャリーの歌を歌わされたりするのですが、そのままCDになっても充分なくらいスゴイのです。ヘアメイクやスタイリングのトレーニングもありますから、最初は垢抜けなかった女の子がどんどん洗練された雰囲気に変わっていきます。そうした成長のプロセスをも視聴者が楽しむことができる、と言う仕掛けです。

ちなみに湖南電視台は湖南省のローカルテレビ局です。かつては日本でたとえるならSTS佐賀テレビみたいなものだったのですが、こうした気合いの入った番組を多く創出し、いまでは中国で最も視聴率を稼げるテレビ局のひとつになりました。CATV網の発達している中国では、ローカルテレビ局であっても放送衛星を通じて、全国のCATV経由でたくさんの人たちに見てもらうことができるのです。
「超級女声(スーパー歌姫)」は1回の番組で再放送を含めると3億人以上が視聴している計算になり、CCTV(中国中央電視台)で最も視聴率の高い中央宣伝部の通達番組である「新聞聯播」という、いわゆる"7時のニュース"に迫ります。番組ではケータイ電話による人気投票も行われているのですが、既に1,000万件以上の投票があるのですから、さすが中国という感じがします。
b0047829_2272716.jpgなお、湖南電視台では「美麗中学生(美しき中学生)」という番組も放送中(土曜日21:30)。これは素人女子中学生からスーパー・アイドルを創出していくというもので、教養を試されるクイズなども用意されているので、単に可愛いだけじゃない、お利口さんで品行方正な女子中学生を楽しむことができます。(写真は私のオキニ:エントリーNo.3の周歳歳ちゃん)

全国放送の老舗CCTV(中国中央電視台)も新興勢力に負けじと、こうした番組に力を入れていて、毎週日曜日19:30から放送中の「非常6+1」と言う素人が1週間の間にトップ・スターに育て上げられる番組と、その特番と言える「夢想中国」と言うプロジェクトを進行中。「夢想中国」は現在地区予選中で、10月にトップスターが誕生する予定になっています。
こうした中国全土で人気の高い番組に、日本ブランドの広告がほとんど入らない、と言うのも面白い現象です。
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# by pandanokuni | 2005-08-21 02:20 | ひまネタ
小泉さんが"誠意ある謝意罪"と中国新華社が速報。
小泉さんが"終戦60年を迎えるにあたり"15日に閣議決定して発表した「首相談話」。
ASAHI.comに全文が掲載されたのは、日本時間の12:15のことでした。
新華社のウエブサイトは、15日10:19(日本時間9:19)に「小泉氏が日本敗戦60周年を記念し"誠意ある謝意"を表明した」と題する速報を掲載しました。外国通信社の報道からの引用として、談話の一部を客観的に伝えていますが、小泉さんが今年4月のジャカルタでの会議でも既に謝罪しているとも触れています。

もちろん関連記事では、「靖国神社の資金の内幕」とか「戦後60年、日本外交の大敗退」とか、そんな論調が並んでいますが....
とりあえず、このブログでも速報ということで。
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# by pandanokuni | 2005-08-15 13:53 | 政治ネタ
日本と中国は"資源争奪"のため戦争する。
中国の三大ポータルの一つ"新浪網"(sina.com)で「中国人が見た日本」という特別調査をやっています。
この設問と言い、回答の途中経過と言い、あまりにもおチャラ気過ぎるので、日本語で引用してご紹介しようと思いましたが、このエキサイトブログはtableタグがうまく表示できないようなので、笑ってみたいと思う方は、"ぺきん日記 -中国/北京より- (live door版)"のほうでご確認ください。

NASDAQに上場もしている"新浪網"のCEOは最近新しい人に代わりました。汪延さんというソルボンヌ出の32歳の北京人なのですが、CEOになった途端、盧溝橋事件があった日に南京の記念館に出かけて行き、「南京大虐殺史実サイト」の立ち上げを発表し、記者会見では「日本からの資金的支援は一切得ていない」と言い切ったツワモノです。

そういうわけで、常任理事国入り反対のネット署名運動も、この"新浪網"が率先して応援していましたから、日本がお好きでない中国のネット・ユーザーが好んでやってくるポータルサイトと言えなくも無いのです。
ですから、調査結果には相当なバイアスがかかっているのは確かですが、一つ気になったのが、「資源争奪のため」というキーワードです。
日本について、軍国主義だとか軍事大国だとか言う回答が圧倒的に多い中で、日中戦争の根本的原因を「日本国内の資源不足による生存空間の確保」と答えている人が最も多かったのです。また、日中関係の未来も「資源争奪のため、両国は再び一戦を交える」との回答が6割。つまり、日中の問題は日本の資源不足に起因する、とでも言える発想が主流になっているのです。

東シナ海、もとい、東海の天然ガス田開発問題や尖閣列島、もとい、釣魚島領有権問題などが、日中間の戦争に進展する、との考え方が、一部の中国の若者にあるということでしょう。
日本は小さな島国で、その割には人口が大きくて、慢性的に資源不足になっていて、中国の利権を脅かしかねない。中国の利権を守るためには、日本との戦争も辞さない、という感じでしょうか。ある意味で、冷静とも言える判断ではないでしょうか。

小泉さんが中国人民に跪いて、"正式に"過去のことを謝罪したら、「許してあげる」と思っている人が36%もいたということは、この種の調査にしては驚きです。常任理事国入りも、郵政民営化も、なんだか雲行きが怪しくなってきている昨今ですから、ここは一つ、日本の未来のために中国人民に跪いてみてはいかが...などと書いちゃうと、またお叱りを受けそうなので、きょうはこのへんで止めにしておきます。

調査について詳しく知りたい方は、"ぺきん日記 -中国/北京より- (live door版)"をご覧ください。
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# by pandanokuni | 2005-08-06 00:56 | 社会ネタ
豚肉、鶏肉、牛肉、卵...何を喰らって逝こうかぁ。
そろそろ"豚連鎖球菌感染症"について触れなければならないかなぁ、と思うきょうこの頃です。
"四川奇病”とも呼ばれるこの病気は、7月20日過ぎに中国で公けになっていきました。7月24日四川省の衛生局が省内の資陽市で原因不明の奇病によって17人が亡くなったことを発表しました。"公式発表"では、27日には死者が27人に、8月1日までに死者が37人になりました。
当初SARS(新型肺炎)では?とかエボラ出血熱では?などと疑われたこの奇病、どうやら豚連鎖球菌"による感染症なのだそうです。普段なら貧しくて豚肉もなかなか買えないような農民が、"激安"で売られていた病気で死んだ豚のレバーを食べてから、具合がおかしくなったらしいです。人から人へは感染しないらしいです。

中国のニュースサイトでは当局が発表する、この病気の感染者数、擬似症例者数、死亡者数を連日更新しています。中国に住んでいる者にとっては2年前のSARSのことを思い出してしまいます。
いまのところSARSのような広がりは見せておらず、あの"御家人"さんですら"終息宣言"を出されたようなのですが、ちと気になるのは広東省と香港でも発症例が認められたということです。

まぁ、何がどこで起こっているのか、わからない国ですから。

この事件で判明したことは、豚肉も安全ではないと言うことです。四川省の感染地区の豚がどのように管理され、どのように処分されるのか、真実を掴むことは不可能でしょう。
鶏肉は鳥インフルエンザ、牛肉はBSE(牛海綿状脳症)、卵にはサルモネラ菌となると、心配性の方はもう何を食べてもヤバいのではないか、と思ってしまうのではないでしょうか?

これは何も中国に限ってのことでは無いような感じがしています。食の安全について完璧な国家など無いように思えます。
BSEについて言えば、アメリカが安全だと考えている基準で日本はOKできていません。だから、日本の安全基準のほうが厳格かというと、私にはそう思えません。"権力のある"お役人さんや政治家がいたりするから、なかなかアメリカの牛肉を輸入再開できないという事情のほうが大きいのではないでしょうか。
国家権力が管理を完璧にできたとして、去年の京都の鳥インフルエンザのときのように、最前線の生産者の対処の仕方によって、汚染された食品が流通してしまう危険性があるでしょうし、感染が拡大してしまうかもしれないわけです。
食の安全に関与する人や組織のモラルや意識のことを考えれば、日本のほうが中国より少し安全なような気もしますが、どの国であっても完璧ということは無いと思います。

ヒトの食物、とりわけ食肉用家畜に起因する病気は、どうも人類の驕りに対する天罰のような気がしてなりません。或いは人口増加を抑制するための自然の摂理なのかもしれません。ヒトを減らすため、こうした病気のウイルスは進化を早めているのかもしれません。
こういう私は、四川料理屋で回鍋肉を食べ、焼き鳥屋で鳥皮焼きを食べ、焼肉屋で牛カルビを食べ、おまけにビールを浴びるように飲みながら、家では燕京納豆に生卵を落としてご飯を食べていますが....

中国が発生源だとしても、他人事では済まされない、人類の灰色の未来の始まりではないか、と思ったりするきょうこの頃です。
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# by pandanokuni | 2005-08-03 00:34 | 社会ネタ
郵政改革、中国では一足お先に可決成立
日本では来週あたりが山場になりそうな「郵政改革」ですが、中国では難なく可決成立したそうです。
ほとんどの人民は関心を持っていなかったでしょう。この国の場合は、成立してからニュースになる場合が多いのです。中国の郵政改革の場合、国務院(日本の内閣に当たるような組織)が決定すればOK。法案とか政策というよりは、行政措置です。きっと国務院やその傘下の専門機関で議論を尽くしたのでしょうが、ほぼ密室状況なわけです。党は人民を"指導する"立場なのですから、これでOKなんです。
こうした政治体制をいろんな国やいろんな人の批判の対象になっているわけです。

まぁ、日本も似たようなものだと私は思います。一般ピープルがどれほど関心を持っているのでしょうか?連日日本のメディアが取り上げてはいますが、自民党の何人が反対に回るとかそんな話題が中心でしょう。改革の内容についての情報が希薄ですから、関心も薄くなってしまいます。いまの法案に賛成するのか反対するのか、選挙の時に明確にしていた議員さんはいたのでしょうか?採決の前に、有権者の意見を聞いて回ったりする議員がどれほどいるのでしょうか?少なくとも衆議院での採決の時には、国民の意見より次の選挙の資金繰りを考慮して、賛成せざるを得なかった議員もいたことでしょう....

とまれ中国でも郵政改革が行われるなんて、私は官製メディアが発表するまで知りませんでしたが、その内容は日本と似たようなものみたいです。
まず、郵政ネットワークの活用。日本で言うところの、郵便局の窓口ネットワークですね。中国には3万6,000以上の"郵政窓口"があり、3分の2が農村部だそうです。日本の場合は、特定郵便局だけで1万9,000、全部あわせると2万5,000位と言われているので、人口の割には少ないですね。
そして、貯金事業の分離。郵政事業から切り離し、中国郵便貯金銀行を設置するのだそうです。ただ、この銀行は持ち株会社・中国郵政集団の傘下になるようで、日本で一応論議の対象になっている、持ち株会社の出資比率がどのくらいになるのか、あたりはいまのところ曖昧なままで済ませている感じです。ちなみに、中国の郵便貯金残高は約15兆円(1兆2,285億元)で、個人預貯金の9.25%を占めるそうです。日本では720兆円ほどと言われている個人預貯金の30%以上にあたる217兆円が郵便貯金だということで、郵便貯金事業が切り離されたときのインパクトは日本のほうが大きいのだろうなぁ、と推測はできます。
ちなみに中国では、貯金事業の収入が郵政事業全体の半分以上を占めているそうです。日本の場合どうなのか調べてみましたが、ニュースサイトなどで簡単に見つけることはできませんでした。"郵政改革"を中国のニュースサイトで調べると、日本よりは中味の濃い(?)情報が入手できるのに....(百度の検索結果例)

そもそも中国の郵政改革は、WTO加盟による一種の"外圧"から行っているわけですが、中国郵政には保険事業が無いですし、貯金事業の収益規模も日本ほどではないですから、郵便事業に外資などが新規参入するチャンスは大きいのではないでしょうか。

中国の郵便局に行くと面白いものが売っていたりします。段ボールやガムテープ、ステーショナリーや飲み物やアイスクリーム、お土産品なども売っていたりします。農村部の郵便局では、もうしっかりコンビニ化しているところもありますから、日本のように窓口ネットワークの収益性を心配する必要も無いのかもしれません。
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# by pandanokuni | 2005-07-29 23:46 | 社会ネタ
多チャンネル化する中国における"7時のニュース"
最近引っ越したマンションでは、100チャンネル以上のテレビが楽しめます。ちょっとご紹介しましょう....

まず、北京など中国都市部ではCATVの普及率が9割を超えています。テレビアンテナを立てずに、CATVから送られてくるチャンネルを視聴できるわけです。チャンネル揃えは各地域(北京であれば区など)によって若干の違いがありますが、私の住む朝陽区のCATVでは58チャンネルで放送しています。もちろん地元のCATV局が制作しているチャンネルなどほとんど無くて、いわゆる"地上波"テレビ局の放送を再送信しているだけです。

一般に北京市のCATVでは、以下のチャンネルが再送信されています:
  • CCTV(中国中央電視台) -15チャンネル(CCTVは1~12chと、ニュースch、音楽ch、小児chの15chあるんですよ!!)

  • BTV(北京電視台) -10チャンネル

  • 北京市以外の省(直轄市を含む)レベルのローカルTV局の衛星ch -30チャンネル(例えば、上海市の"東方衛視"や湖南省の"湖南衛星"など)

  • 中国教育台 -3チャンネル

  • 旅游衛星(Travel Channel) -1チャンネル

ここまでが北京の一般的な家庭で視聴できる、中国大陸を拠点とする"おりこうさん"のTV局58チャンネルです。

さらにウチのマンションでは、境外の("外国の"という意味ですが、香港や台湾を含みますから、こんな言い方をします)TV局の55chが衛星を経由して視聴できます。パラボナアンテナとデコーダを独自に用意したのですが、こうした受信方法を中国当局が許可しているわけではありません。でも、最近乱立している北京の"高級"或いは"国際"と冠がつくマンションではほぼ黙認されています。外国人居住者が多いから、ということでしょうが、こうしたマンションの居住者の恐らく過半数は大陸籍の中国人です。こうしたマンションには、「境外衛星テレビ受信キット」の宣伝チラシが時々ポスティングされています。3,000RMB~5,000RMBで設置できるので、ベランダにパラボラの花が咲いています。もちろん全世帯と言うわけではなく、入居世帯の2~3割くらいですけど。

私が受信しているのはAPSTAR-1(亜太1号)のディジタル・スクランブル放送で、CNN、HBO、Fox News、ESPN、BBC World、Animax、Disneyなど欧米系チャンネルが多く、香港のStar TV、Phonenix TV、Channel V、日本のNHK Worldなども視聴できます。なんとノーカットのアダルト・チャンネルも2つ含まれています。
NHKのBS-1、BS-2は衛星が違うので受信できないのですが、ワガママな私は東経110度B-SATアナログ放送用の受信装置も取り付けてしまいました。これで見れるのは3チャンネルだけで、2011年にはオシャカなのに....
ちなみに、台湾の陽光電視(Sun TV)や香港のStar TV、更にCNN、BBC World、NHK Worldなどは、当局の許可を受ければ中国人民も視聴できることになっています(原則としては政府関連機関や外国人向け住居やホテルですが)。

もちろん、一般の北京市民が楽しめるCATVの58チャンネルだけでも結構楽しめます。上海やチベットのローカル・ニュースを見たりできます。同じテレビドラマであっても、チャンネルによって放送期間や時間帯が異なるので、便利です。夕べはBTV-6(スポーツ専門チャンネル)で女子相撲の世界選手権をやっていました。日本のスカパでもやらないんじゃないか、というスポーツ中継も楽しめます。

でも、午後7時から約30分ほどは、58チャンネルの過半数の33チャンネルが同じ番組を流すのです。
CCTV-1のニュース番組「新聞聯播」です。このニュース番組は、中国当局から中国人民への大切な"伝達事項"を伝える役割を担っているので、全中国のローカルTV局の代表的なチャンネル(ほとんどが衛星chになります)は、必ず再送信しなければならない"決まり"になっています。ですから、この時間帯にザッピングすると、半分以上のチャンネルが同じニュース番組を放送していることになっちゃうのです。
この時間帯にテレビを見ている全中国人の7割近くが、同じニュース番組を見ていることになります。上海や広東あたりでは、別の番組を見ている人のほうが多いのですが、全中国でみると圧倒的な影響力です。

"人民元改革"(まぁ"切り上げ"なのですが)が、どんな形で発表されるか、仲間うちで話題になっていました。中国人民銀行のトレード・レートが徐々に上昇し、その後記者会見とかやるとか、国家の"指導者"が何かの会議で発表するとか、新華社あたりが中国人民銀行のリリースを配信するとか、いろいろ当てっこしていたのですが、発表の仕方も"意表を突いた"感じがしました。
CCTV-1のニュース番組「新聞聯播」が"第一報"だったのです。ちなみに新華社のニュースサイトが速報をアップしたのは19時23分でした。「新聞聯播」が第一報を流したのが19時4分頃と推定されますから、新華社では予定稿の準備すらしていなかったのでしょう....

人民元切り上げは、中国の一般ピープルにとっても関心の高い話題だったので、瞬時にして同一の内容をたくさんの中国人にコミュニケーションできるテレビニュース「新聞聯播」を利用することにしたのでしょう。
ちなみにだーれんさんのブログにもありましたが、この日のトップニュースは「東北振興」。黒龍江省の森林鉄道が観光資源として再利用されていると言う話。中国当局にとっては、人民元改革よりも東北三省の問題のほうを"重く受け止めている"、と考えることもできるのではないでしょうか....
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# by pandanokuni | 2005-07-22 23:21 | 社会ネタ