<   2004年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧
[検証]アジアカップ2004決勝戦-4 [殺す!小日本バス]
ゲームが行われる北京工人体育場の前の通りを歩きながら、集合場所のレストランを目指しました。
植え込みつきの中央分離帯がある片側3車線の大通りにの両側に、ほぼ5m間隔で公安(警察官)が並んでいます。もちろん警防だけではなく、腰にはピストルもぶら下げています。歩道では、中国の国旗や応援グッズを売り歩く人が大勢います。
スタジアムに近づくにつれて、中国人サポーターが増えてきます。ほとんどの人たちが真っ赤な中国の国旗、五星旗を持って歩いています。身の丈が隠れるくらい大きな旗を持っている人も、要人パレードで振るような小旗を持っている人もいます。

キックオフまではあと4時間以上あります。

中国人サポーターは、2~3人の仲間内だったり、若いカップルだったり、小さな子供連れの家族だったり、縁日に行くように浮かれてはいるものの、5m間隔で立ち並ぶ警官隊の無言の圧力もあってか、中国にしては整然とした感じでスタジアムを目指して歩いていきます。

この通りの歩道側には、自動車はバスが駐車してあります。スタジアムに近づくにつれ、マイクロバスや大型バスが多くなってきて、ナンバープレートから地方からサポーターが乗ってきたものだとわかりました。さすがに広東や雲南のナンバーは見受けられませんでしたが、上海周辺の省や東北、西部エリアからバスに乗ってやってくるサポーターも多かったようです。

b0047829_21595219.jpg
そうした路上駐車中のバスの中に、不穏なペインティングが施された1台を発見してしまいました。
あの南京のある江蘇省から来たバスだと思うのですが、側面に黒いスプレイで「小日本」(これはアメリカ人が言うJAPに相当する、日本の蔑称)と書かれ、その両側を赤いスプレイで「攻」と「殺」(中国の簡体字では左側がありません)という文字で挟んでいるのです。
たぶん、「日本の野郎どもを、攻めてぶっ殺せ」くらいのニュアンスになると思います。

スタジアム周辺の雰囲気に、思ったほど緊迫して無いじゃん、と安心しつつあったボクたちでしたが、このバスを見たとたん、ちょっとイヤな感じが漂いました。
もちろん、このバスの周りにもたくさんの警察官が配備されてはいるのです....
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-31 22:00 | [検証]アジアカップ決勝戦
天津 - もっと注視すべき市場
天津は北京からクルマで2時間弱、ほぼ1時間おきに出ている列車なら1時間半、日本からも直行便が出ていて、比較的交通の便が良い都市です。

最近北京の空港などで「天津甘栗」クッキーや「天津甘栗」チョコレートがお土産として売られていますが、天津では「天津甘栗」は存在しません。もちろん、天津を含め北京や河北省では、日本でお馴染みの「甘栗」が売られていますが、「天津」の名産ではなく「河北省」の名産として、中国では認知されています。
さて「天津飯」や「天津丼」は、というと、これは天津だけではなく、中国のどこでもまずはお目にかかれません。ボクは天津飯が大好きなので、きっとそのルーツがあるのだろうと、7年間中国を探し回ったのですが、それらしい食べ物は無いのです。

日本から出張などで来る方に、「本場の天津飯が食べたい」とか「餃子とチャーハン」などと頼まれると、ほんとに困ってしまいます。

さてこの天津、1000万人を越える人口を有している中国第3の都市なのです(重慶はうそ臭いので除きます)。地域総生産(GDP)は北京の半分、上海の4分の1ほどですが、他の地方都市と比較すると高いのです。
しかもマーケットが北京ほどコンサバで無いので、広告の反応も大きくて、新製品のテスト・ロウンチングには持ってこいの都市なのです。
中国市場で上海はむしろ特殊なマーケットであって、天津あたりで成功する製品こそ、中国の巨大市場に適応しやすいスペックを持っている感じがするわけです。

北京にも近く、日本にも近い、この天津のマーケットをもっと注視する必要があるのではないでしょうか。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-31 03:04 | 経済ネタ
[検証]アジアカップ2004決勝戦-3[日本代表ユニフォーム・ゲット]
アジアカップ決勝戦の前日までにチケットは3枚入手できました。
北京に住む日本人の仲間20人ほどでチケットを融通しあって、一緒に観戦することにしました。状況が状況ですから、大人数のほうが何かと安心です。
日本人観戦者は第1ブロックにまとめられる、という情報も大使館HPなどで確認済みでしたから、チケットの額面料金や指定座席なんて、もはや何の意味も持ちません。

熱血サッカーファンの身内が、「日本代表のユニフォームを着て日の丸を振りながら応援しなければダメだ!」と言い出しました。日本ならまだしも、ここ北京でサッカーの日本代表ユニフォーム(レプリカ)や日の丸など入手できるのでしょうか?しかも決勝戦まであと1日....

日本の国旗は持っている奴がいました。しかも大きいのを。赤いカッティングシートを丸く切り抜き、たくさんの日の丸も用意できました。白い扇子に貼ったり、顔に貼ったりできそうです。あとは肝心の日本代表ユニフォームです。

試合当日の朝から手分けして探し回りました。
まずは市内のスポーツ用品店。ヨーロッパなどのクラブチームのユニフォームはあるのですが、さすがに日本代表のユニフォームはありませんでした。
次は秀水(シルクマーケット)、雅宝路(エリアン・ストリート)、女人街など、ナイキやアディダスのにせものアスレチック系が氾濫している市場を回りました。日本代表のユニフォームは見つかりません。

考えてみれば、ここ北京でサッカーの日本代表のユニフォームを買う中国人なんて居るわけがありません。
ただ不思議なことに、イタリアやブラジル、フランスなどの代表ユニフォームも無いばかりか、中国代表チームのユニフォームもありません。ACミランやマンチェスター、マドリードなどのユニフォームは結構売っているのですが。更に驚くべきことに、中国のプロサッカーリーグ(甲A)のユニフォームすら見つかりません。地元の人気チーム「北京国安」のユニフォームぐらい売っているだろうと思っていましたが、見つかりませんでした。

これは無理と諦めて、青いサッカーウェアで代用しようかと話し合ってたその時、仲間内のひとりから連絡が入ったのです。

「あそこなら見つかるかもしれない....」

北京中心部からは少し離れた南四環路の外側にアパレル系というか衣服系の巨大な問屋街(批発)があるとのこと。集合時間の16:00まであと3時間足らずでしたが、真っ赤なシャレードタクシーを飛ばして行って見ることになりました。

そこは売り場面積だと東京ドーム何個分もありそうな巨大で無秩序な問屋街で、全部回るには手分けしても半日かかりそうでした。しかし幸運なことに仲間の一人が、程なく日本代表のユニフォーム・レプリカを見つけたのです。みな集合です。
品質は望めませんが、エンブレムも付いていて、カラーはレッド、確かに日本代表のユニフォームそっくりです。ただ襟首タグに簡体字でしっかり広東のメーカー名が刺繍されています。

20着は揃うし、サイズもある。ただ、ブルーとホワイトの2着セット売りになっているとのこと。
100元(約1,300円)にマケとくよ、と言う店主に、更に値切り交渉して、1セット50元で20セット購入することができました。

このお店、きっと韓国やイラクの代表チームのユニフォームまで売っているのだろう、と尋ねてみると、それは置いてない、との話。フランス、イタリア、ブラジル、アルゼンチンのユニフォームは店頭の目立つところにディスプレイされていました。

チケットもユニフォームもゲットできました。後から合流する仲間とは、北京工人体育場に近い中華レストランで16:00に待ち合わせです。そこで腹ごしらえをして、いよいよ決勝戦の行われるスタジアムに向かうことになります。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-30 01:23 | [検証]アジアカップ決勝戦
いまこそ、人民元建てで預金しよう!
金融引き締めの一貫だと思うのですが、中国の金利が引き上げられました。
中国で資金を調達する者にとっては、困ったお話ですが、預金の金利も少しは上がるようなので、お金持ちにとっては良い話かもしれません。

日本で1年モノの定期預金をしたとしても良くて年利0.1%。米ドルでもあまり変わりません。ところが、中国の人民元だと2.2~2.3%の金利がつくわけです。

外貨預金ですと為替リスクを心配してしまいますが、人民元の引き上げ圧力が強い中で、少なくとも米ドルに対して人民元の値打ちが下がるということは、ここ当分ありません。毎日のように人民元の切り上げが話題になっているわけですから、もしかしたら対米ドルで5%程度の切り上げがここ1年のうちにあるかもしれません。

うまく行けば、1年で7%以上の利回りが期待できるのです。

もちろんこれは、米ドルに対してですから、日本円と米ドルの関係も考えなければなりません。円高が進むと、人民元引き上げ効果がなくなってしまいます。110円台で安定していた円-ドル相場が、ここ2~3日で106円を割り込むような展開を見せています。中国の利上げで米ドルに期待が持てますが、原油価格の推移など不安定要因もたくさんあります。
アメリカ大統領選挙が終わらないと落ち着かないと思いますが、個人的には105円を基本にしておけば、いいのかなと思っています。
つまり、円-ドルレートが105円台のときに、人民元に替えて1年の定期預金に入れます。100万円の元手で来年の今頃は5~6万円は儲かる計算です。
怪しげな中国株に手を出すより、よほど確実です。

問題は、日本に住んでいる皆さんが人民元預金をするのが難しい、と言うことです。中国で働いていて中国で収入がある外国人なら可能なわけですから、興味があったらお手伝いして差し上げても構いません。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-29 13:53 | 経済ネタ
中国のオンラインゲーム市場規模36億元
[China Wave]

日本円だと500億円くらいです。
これは大変大きな市場と言って良いでしょう。

日本ではビデオゲーム(テレビゲーム)がまだまだ主流で、ソニーも任天堂も次世代機を開発することで頭がいっぱいですが、韓国や中国ではPCプラットフォームで楽しめるオンラインゲームが主流です。

PCを持っていれば楽しめるし、持っていなくてもネットカフェで遊べるから、ゲーム専用機を買うよりも手軽です。
海賊版の蔓延る中国ではPSもNINTENDOもパッケージソフトの収益によるビジネスモデルを再考せざるを得なかったわけですが、オンラインゲームはほぼ確実に課金できるのです。

ミドルユーザーくらいですと、800円くらいのプリペイドカードで1ヶ月は楽しめるので、年間で1万円くらいでしょうか。だとすると500万人くらいはオンラインゲームのミドルユーザーがいる計算になります。

日本のソフトハウス物ですとCross Gate(スクエアエニックス)はかなりの人気があります。でも中心は韓国、台湾のタイトルです。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-28 21:00 | 経済ネタ
[検証]アジアカップ2004決勝戦-2[チケット入手]
b0047829_19562225.jpg

私は凄いサッカーファンではありません。でも、日本代表の国際マッチはテレビで見て応援するし、北京ではヨーロッパリーグをテレビでやっているので、よく見ています。観戦スポーツとしてサッカーは好きなほうだし、アジアカップ2004もずっとテレビで見ていました。
北京で日本A代表のゲームが開催されるとなれば、相手が中国だろうがシンガポールだろうが、競技場に行って応援したいと思うのはごく当然の成り行きです。
というわけで、北京で行われる決勝戦を見に行こう、と思い立ったのは、8月3日済南で行われたバーレーンとの準決勝が終わってからでした。

まずチケットを手に入れなければなりません。北京で開催されるスポーツイベントやコンサートなどのエンタテイメントのチケットは、お金さえケチらなければ大概入手できます。まず周りの中国人の知り合いに頼んでみる、或いはチケットセンターに問い合わせる、日本人を対象としたイベントであれば周りの日本人に聞いてみる、こういうことが面倒なときは会場でダフ屋から購入する。特にダフ屋の場合は、大量にばら撒かれる招待券を扱っている場合が多いので、額面の金額より安く購入できる場合も多いのです(もちろん価格は需要と供給によって決まりますが)。

さすがに中国との決勝戦だからそんなに甘くはチケットを入手できないかな、と思いつつ、まず中国人の知り合いに聞いてみました。フツーは「何とかする」と言うお調子者クンですら、「今回は難しい」と言いました。そして何よりも「日本人は行くべきでない」と忠告までしてくれました。チケットセンターにも問い合わせました。決勝戦の3日前くらいだと思うのですが、「売り切れです」と言われました。最後に周りの日本人の知人何人かに相談しました。
既にチケットを買った人、持っている人、やはり探している人、いろいろでした。スポンサーになっている日系企業関係を含め、何とかチケットが入手できないか手を尽くしました。

結果的には決勝戦前々日に、「日本人は行くべきではない」と忠告してくれた普段はお調子者の中国人の知り合いが、額面1,000元のチケットを2枚入手してくれました。そして、決勝戦前日には日本人の知人が1枚であればチケットを融通できる、と連絡をくれました。
前者は中国国家体育総局のコネで入手できたようで、後者はスポンサー企業の招待券でした。

ともあれ、決勝戦前日にはチケットを3枚も確保することができたわけです....
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-24 19:59 | [検証]アジアカップ決勝戦
[検証]アジアカップ2004決勝戦-1
2004年8月7日(土)中国北京市の工人体育場で行われたサッカーアジアカップ2004の決勝戦。日本代表vs中国代表。
私は当日競技場に行って観戦した数少ない(とは言え、500人はいましたが)日本人の一人です。

そのほぼ2週間前に、中国の各都市で予選リーグが始まり、日本代表は蒸し暑い重慶で戦うことになりましたが、その頃から少しずつ日本のメディアで中国人によるブーイングが取り上げられるようになりました。決勝戦が近づくにつれ、日本のメディアはゲームの展開そのものより、中国人たちがどのように対応するか、を中心に論ずるようになっていきました。そして、決勝戦の当日、前夜に起こったことについては、日本のメディアがどう報じたかは、記憶に新しいところでしょう。

私は親中派でも反中派でもないと自分では思っています。でも、決勝戦のその夜に工人体育場に赴いたのは、日本代表を応援するためです。私が競技場やその周辺で見たこと接したこと感じたことと、日本のメディアの報道、それに影響されて広がった反中国的な論調には、何か符合しないものがあり、違和感を感じています。

これから時間を見つけて、アジアカップ2004決勝戦を自分なりに検証してみようと思いますのでご期待ください。もちろん、ゲームの展開ではなく、その周辺の話です。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-23 17:04 | [検証]アジアカップ決勝戦
1万人以上の日本人が北京で暮らしています
日本の会社の辞令を受けてこの地に赴いた人やその家族、留学のまま居ついてしまった人、日本で定年退職後第2の人生でこの地に職を求めた人、いきなりここで商売を始めた人。2ヶ月~1年の短期留学の人もいますし、天安門事件(1989年)の前、或いは文化大革命の直後から北京に住んでいる人も居ます。

私はもうすぐ丸7年目になりますが、多くの日本人は3~5年北京に居て帰国するか別のところに異動になります。7年も北京に居る私は、長居しているほうと言えるでしょう。

日本人と中国人は顔かたちが似てますし、2000年前から交流のある地理的に近い間柄ですから、きっと欧米人よりは行動や考え方が近いだろう、と思いがちになります。
けれども、それは幻想です。一般的に、中国人は日本人より欧米人に近い感じがするのです。少なくとも、日本人とはまったく違う人種であることは間違いありません。

そうした違いについては、おいおい述べることにして、7年も北京で暮らしていると、「中国人に似てきたな」と思うことがあります。
私の場合は、はっきり主張するようになったこと、です。

例えば話題の高級レストランで食事をしていて、髪の毛が料理の中に入っていた時、日本人だったら、遠慮してクレームをつけないことも多いのではないでしょうか。昔の私はそうでした。でも、いまはフロアマネージャーを呼びつけて、しっかりクレームをつけ、取り替えてもらうか、その分の代金を払わないかします。
数人の仕事仲間と打ち合わせをしていて、自分の考えと異なる方向にコトが進みつつあったりすると、以前は自分の意見を言うこともせずにあきらめていましたが、いまは議論の流れがどうであれ、しっかり自分の主張を言うようになりました。

日本人はとかく遠慮がちで、面倒だから、或いは場の雰囲気を損なうから、「いいや」とあきらめてしまう場面であっても、多くの中国人は徹底的に自分を主張するのです。

「だんだん中国人に似てきた?」という面白いスレを見つけましたので、ご覧になってみてください。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/128/1098093590/l100
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-22 22:02 | 社会ネタ
来年のGDP成長率8%超・国家統計局の調べ
中国の第3四半期の経済成長率は9.1%と発表されています。10月19日に国家統計局が発表した来年の予測は、専門家50人の意見をとりまとめたものですが、内25%は9%を超えるだろう、と<予言>しています。
こうした意見を述べた中国の経済専門家は、政府の中核で経済政策を取りまとめていく人たちですから、<予言>が外れることは無いのです。自分たちが今年予言した数字が当たるように、政策を進めていけばよいのですから。
日本で言われている「金融引き締め」「景気抑制策」を打ち出して行使しているのも彼らです。

「中国の経済発展に翳りが無い」と少なくとも来年までは言えちゃうわけです。

日本でよく言われるのは、「中国の経済指標なんてあてにならない」とか「テキトーに誰かが作っている」とか「実態に合わない」ということですが、国家当局が示す経済指標の信憑性なんて、中国と言わずとも五十歩百歩の世界です。

ただ、実態とかけ離れているのではないか、と言う指摘については、北京に住み働く人間として明確に否定することができます。

大衆車が売れなくなったからと言って、心配することは無いと思います。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-22 18:05 | 経済ネタ
北京のお金持ちは徹底してお金持ち
150元のスナック、800元のカラオケ。
日本人にとっては格安とも言える北京の夜のエンタテインメント。でも、北京の一般庶民にとっては、相当高価なお遊びと言えます。
北京生活に馴れてくると、日本人でもこの金額が高いように思えてくるわけで、テーブルチャージが120元のスナックと150元のスナックの違いを掲示板で徹底的に検証したり、カラオケのアテンド女の子へのチップについて300元は高すぎるので200元にしようとか熱っぽく議論することになるのです。

ただ北京のお金持ちは、夜のエンタテインメントに関して、ケチろうとする人はあまりいません。徹底的にお金を使うのです。
北京のお金持ち向けのカラオケは、ルームチャージが2,000元や3,000元。飲み物は別で、レミーマルタンなら1本3,000元くらいしますし、1本1,000元と値付けされたフランスの赤ワインを2~3人で10本くらい注文する輩もいます。ビールならばもうケース単位24本ごとの発注です。そして、女の子へのチップは最低で300元なのは日本人向けカラオケと大差ありませんが、サービスに満足したり、女の子に気に入ってもらいたければ、1,000元や2,000元平気で払ったりします。特別なサービスの有無に関わらずです。
ボクは知り合いの中国人に連れられて、何度かこうしたカラオケに行ったことがありますが、
3人くらいで行くと簡単に1万元(13万円くらい)は使います。こういうお店に行く人たちは、「領収書をください」などという必要もない人たちが多いようで、見た感じでは自腹でキャッシュで払っていく人が多いようです。

1万元といえば、4年制大学の新卒で著名外資系企業に就職する際の平均的初任給の4か月分くらいですから、東京だと80万円くらいの感覚です。もちろん銀座のクラブなら当たり前の価値観かもしれませんが、北京市内だけでもこうしたお金持ちが行くようなカラオケが100軒以上ありますし、ルーム数は50以上、常時300人のアテンド女の子が待機、という大規模店中心なのに、予約をしないと部屋が取れないくらい毎晩混雑しているのです。

それでいて、こうしたお金持ちに人気なのが、BMW、アウディ、ベンツといった高級車。少し前までは運転手にベンツが主流でしたが、いまは自分で運転するBMWかアウディが人気になっています。この2車種とも中国国内でアッセンブルした「国産車」ですが、当然フル装備で60万~80万元(1,000万円前後)です。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-22 00:12 | 経済ネタ