カテゴリ:社会ネタ( 120 )
【告知】ネット検閲に反対する24時間オンライン・デモンストレーション実施中!

b0047829_10453819.jpg【パリ6日AFP=時事】自由な報道の確立を目指す国際団体「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は6日、インターネットへの自由なアクセスを支援する24時間キャンペーンを7日から行うのに先立ち、「インターネットの敵」として北朝鮮や中国など13カ国を挙げた。
名指しされたのは両国のほかサウジアラビア、ベラルーシ、ミャンマー、キューバ、エジプト、イラン、ウズベキスタン、シリア、チュニジア、トルクメニスタンとベトナム。昨年リストに入っていたリビア、モルディブ、ネパールは外れた。
RSFは「オンライン上の表現の自由と抑圧国家のブログの書き手たちを守る」ため、7日から24時間、RSFのサイトにアクセスし、支援の意思を示すよう人々に呼び掛けている。

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by pandanokuni | 2006-11-08 10:42 | 社会ネタ
日本のAV女優が中国で開かれた国際会議の屋外広告に登場!!
あの天下の『人民日報』のウェブサイトである『人民網』までもが、転載であるとは言え掲載したホットなニュースをまずは引用します。
先日、『第2回健康都市連合大会』という国際会議が蘇州で開催されました。主催者が雰囲気を盛り上げ、地元市民に大会への理解を深めてもらうために、イメージ広告を行うことは、ほんらい非難されるべきことではありません。
ところが、この大会は「健康な都市」と言う理念と同時に、日本の一人のAV女優のプロモーションまで行ったということで、評判になってしまいました。多くの人たちが、「白衣の天使、健康の護り主」と言うテーマの公共広告で、日本のAV女優を目撃してしまった。白衣をまとい注射器を手にしたこの女性は、少なからぬファンを持つ、日本のアダルトビデオの女優。こうした広告が蘇州の街頭に公然と掲出されていたのです。


b0047829_1363635.jpgこの国際会議は、WHO、中国国家衛生省、全国愛国衛生運動委員会、江蘇省人民政府の支持により、健康都市連合(Aliance For Health Cities)と蘇収支人民政府が共同主催したもので、『健康な都市、それは全世界の願い』をテーマに、10月28日から3日間、江蘇省蘇州市の蘇州コンベンションセンターで開かれました。日本や韓国、東南アジアを中心に外国からも多くの関係者が参加、中国中央政府の副大臣が挨拶に立ち、都市生活者が健康的な生活を維持していくための『蘇州宣言』を採択しました。


b0047829_1372452.jpg話題の屋外広告に登場したのは、1999年2月に宇宙企画の『純心』という作品でデビューし2年ほどでAV業界を退き、その後ファッション誌『anan』に登場したとも言われている、葵みのりさんとのことです。2000年1月15日に宇宙企画から発売された『ぶっとい注射がスキなのよ』という作品のカバー写真が、そのまま広告に利用されたようです(AV女優については不勉強のため、Wikipediaの該当項目を参考にしました)。

このニュースは、恐らく上海の地方紙『新民日報』のウェブサイトが最初に報道し、その後ネット上で転載されていったのではないかと思いますが、日本では人気のAV女優とは言え、その屋外広告を見て、モデルが日本のAV女優の葵みのりさんであることを短時間で突き止め、しかもオリジナル写真のAVタイトルまで調べちゃうなんて、中国のメディアもたいしたものです。


b0047829_1375861.jpgその新民網の記者が関係者に取材した記事より:
広告デザインを発注した蘇州市衛生局宣伝課劉さんのお話。「私たちのアイディアではありません。デザイン会社に依頼したのですが、デザイン会社も知らなかったのでしょう。きれいな女性の写真を使っただけで。」
広告の審査を担当する蘇州市工商局商広課の譚さんのお話。「通常の審査では見つけ難いものです。屋外広告の主な審査基準は、公序良俗に反していないかです。問題の広告はAV女優の写真を使用していたようですが、その広告デザインそのものはエッチとは思えないので、通常の審査では問題にならないでしょう。」
広告業界の専門家のお話。「AVの写真なんてフツーに使っているよ。広告デザイン業界では、外国の人物の写真を利用することはフツーだから。もし、中国国内の人物写真を使ったら、肖像権問題なんかになり易いし、コストも馬鹿にならないからねぇ。国外の写真なら基本的にそういうことを気にする必要が無い。しかも、アジア人の容貌だと中国人とあまり違いが無いからね。」


中国(人)は著作権や版権に無頓着と思われがちですが、実はそうでも無いのです。中国(人)が権利を侵害されたとしたら、えらい剣幕で抗議されますし、訴えられたりします。ですから、中国国内に著作権者が存在するようなモノは使わない、ということなんですね。中国(人)に権利を侵害された外国の著作権者が、中国(人)みたいに間髪を容れずどんどん抗議すれば事情も変わるのかもしれませんが、手間やコストとそれに対する見返りなどを考えた場合、侵害されっぱなしになっている、と言うのが現状でしょう。

宇宙企画の関係者の方、あるいは葵みのりさんには、蘇州市衛星局を相手取って、訴訟でも起こしてもらいたいと願っております。
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by pandanokuni | 2006-11-02 12:55 | 社会ネタ
メイドさんと寝室を共にしてはいけません by 北京市商工局。
北京などの都市部ではメイドさんを雇っている家庭が少なくありません。日本人など外国人の家庭だけではなく、現地の"小金持ち層"の家庭の多くでもメイドさんを雇っています。日本でメイドさんを雇うというと、大企業の社長の邸宅だとか資産家だとか、そういうご家庭をイメージしてしまいますが、中国の都市部では社長でなくともメイドさんを雇います。

例えば、夫婦ともども外資系企業や国内の優良企業にお勤めしていて、小さなお子さんがいらっしゃるお家など。
中国では夫婦共稼ぎが一般的です。出産後も多くの女性が働きます。ですから、両親が働いている間、誰かが子どもの面倒を見てあげなければなりません。たいていは、夫か妻の両親、つまりその子のおじいさんかおばあさんがお世話をします。おじいさんやおばあさんと同居する場合もありますが、最近の"小金持ち"の若い夫婦は別居を好む傾向にあります。この場合は、おじいさんやおばあさんが日中、息子や娘夫婦のお家に通って、孫の面倒を見たりします。けれども、地方出身者同士が結婚したりすると、こうは行きません。田舎からおじいさん・おばあさんを呼び寄せるケースもあるようですが、経済的にある程度余裕がある夫婦の場合は、メイドさんを雇うのです。

もちろん、小さなお子さんがいなくとも、メイドさんを雇う場合もあります。お掃除、お洗濯、食品や日用品のお買い物、お料理、お片づけ、とお家のことを何でもやってもらえるので、結婚後の女性も男性も安心して働くことができるのです。夫婦の月収が8,000RMB以上あれば、その1割程度で住み込みのメイドさんを雇うことができますから、こうした高所得のお仕事についている夫婦にしてみれば、どちらかが専業主婦(主夫)でいるより経済的にも有利であると言えるでしょう。もちろん、夫婦の月収が8,000RMB以上の家庭は北京市でも1割居るか居ないかの"小金持ち層"であることを忘れてはいけません。

北京で働くメイドさんは、ほとんどが地方出身者で、主に四川省、安徽省、陝西省など内陸部から出稼ぎにやってきた人たちです。原則として18歳以上でないと北京で働く許可を得られないのですが、15~6歳のメイドさんもいます。人づてに捜し求めるか、メイドさん紹介会社に頼めば、すぐにメイドさんは見つかるはずです。四川料理が好きなご家庭では四川省出身のメイドさん、湖南料理が好きなご家庭では湖南省出身のメイドさん、という具合に、お好きな料理に応じてメイドさんを選ぶ人たちも多いようです。

北京市工商局(日本で言えば地方の経済産業局みたいなものでしょうか)と商務局は、消費者協会や法律専門家、更にメイドさんサービス協会などの関係者と会合を持ち、ご主人様とメイドさんとの契約のスタンダードについて話し合ったそうです(中国政府網 = 北京日報からの転載)。12月初旬からは、以下のガイドラインに基づいた契約をメイドさんと取り交わさなければなりません。
『北京市メイド・サービス契約』の草案は10項目になっております。盗みや伝染病などメイドさんに重大な問題があった場合には、ご主人様が契約を解除できることになっております。と同時にご主人様は、メイドさんの人身権、財産権、人格権、休息権などの合法的な権利を保護してくださるよう強調させていただきます。例えば、メイドさんに対するご主人様の差別、虐待、セクハラは許されておりませんメイドさんに成人男性とご一緒のお部屋をご用意いただくことはお断りいたします。また、メイドさんには毎月4日間の休暇と毎日8時間の睡眠時間と、お食事、ベッドを与えてください。もし、国家が定める休日にお休みをいただけない場合は、通常の日給の2倍を残業手当としてお支払ください。
メイドさんとの契約に、上述のような内容が明記されるとなりますと、差別や虐待やセクハラが日常的に行われている現状を想像してしまいます。前述の通り、ほとんどの場合は住み込みですから、メイドさんに専用のお部屋を与えずに、ご主人様のお部屋に同居するよう強いる場合もあるのでしょうね....。

などと言うお話を、"メイドさん"と表現すると少し艶っぽいのですが....。
北京ではメイドさんのことを一般的に"阿姨(アーイ)"と呼んでいます。「オバさん」みたいな意味ですが、ちょっと敬いの気持ちも含まれています。実際にお料理や子育てでお役に立つメイドさんは、圧倒的にアーイ(オバさん)が多いのです。田舎で自分の家庭を持ち、毎日料理を用意して、子どもを育て上げ、その子が自立したくらいの方が、アーイさんとしては一番需要が大きいのです。自分の子どもの面倒を見てもらうわけですから、子育ての経験があるほうが良いのでしょう。若い女性には務まりにくいお役目です。

もちろん、保守的な子育てを懸念して独自の養育方法を模索する若夫婦には、こうしたオバさんは敬遠されたりしますから、若いメイドさんも居ることは居ます。子供のいない新婚夫婦が若いメイドさしまい、夫と良からぬ仲になってしまう、なんてこともあります。
とは言え、お掃除、お洗濯、お買い物、お料理、お片づけなどの肉体労働に従事するわけですから、メイド服では不便です。TシャツかトレーナーにGパン、或いは綿パンというコスチュームが一般的です。メイドさんという言葉から思い浮かべるイメージとは、きっとほど遠いのではないかと思います。
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by pandanokuni | 2006-10-19 17:35 | 社会ネタ
中国メディア、安倍さんを迎えるために地ならし進行中。
10月8日の日中首脳会談がほぼ固まったようです。
小泉さんのときには"悪役"扱いだった日本の"指導者"です。13億の民の手前、中国の"指導者"がにこにこしながら"悪役"と握手をするわけにも行かないのでしょう。
この時を待っていたとばかりに、安倍さんのイメージアップに躍起です。まぁ、小泉さんが首相だった最後の1年は、日本という国家とか政治家とか政府などと小泉純一郎個人をできるだけ区別して、"悪役"は日本政府の人たちではなく小泉さんなんだ、と念じ続けてきたので、小泉さんの後を継いだ安倍さんを"悪役"から"善人"へと持ち上げる土壌は出来ていたわけです。

新華社のウェブ版「新華網」が伝えた安倍さん関連の記事を拾ってみましょう。

『日本の新指導者に日中関係の改善と発展に建設的な努力をしてくれるように望む』(9月26日新華網)
安倍政権発足直後の記事ですが、中国側の期待の大きさが伺えます。この記事は、9月26日の中国外務省定例会見での秦剛スポークスマンの発言が元になっています。関連部分を引用してみましょう。
Q1:本日、安倍政権が成立しましたが、日中関係に対する影響は?
A1:私たちは日本の新しい指導者が日中関係の改善と発展のために努力してくれることを希望しています。
Q2:中国は日本の新首相に祝電を送りましたか?
A2:常識の問題です。
Q3:自民党総裁に選出された際、安倍氏はアジア外交重視を示しましたが、こうした態度に中国側が期待する価値はあると思いますか?
A3:私たちは日本の新しい指導者の言行一致を望んでおります。
Q4:靖国神社に参拝するかどうかについて、安倍さんは明確な態度を示していません。こうした態度は小泉さんと少し異なると思いますが、日中首脳会談にポジティブな影響をもたらすのでしょうか?
A4:中国側の靖国神社の問題に対する立場は一貫して明確なものです。
Q5:東京で開催された日中戦略対話の時に、日本側は安倍首相の靖国神社に対する態度を説明し、今後政治問題化しないために、首相は参拝に対する明確な表明は行わないことにする、と報道されていますが、中国側の態度は?
A5:この問題については、先ほどお答えしました。
Q6:安倍伸首相と胡錦濤主席の首脳会談が年内に開催される可能性はありますか?どのような条件で開催されますか?
A6:日中両国の指導者が会談する時期や条件について、私たちはこれまで何度も関連する立場を明らかにしてまいりました。ご出席の皆さんもよくご存知だと思います。その立場に変化はありません
Q7:麻生氏が外務大臣に再任されましたが、あなたの評価をお聞かせください。
A7:麻生外相は日本の新政権の一員です。私たちは日本の政権が日中関係の改善と発展のために努力してくれることを希望しています。

中国外務省のキーノートは、小泉さんのときと何も変わっていません。でも見出しの付け方によって、こうも印象が変わってしまうのです。悪意を満ちた記事にするなら『日本の指導者が変わっても、中国の立場に変わりは無い』などと見出しをつけることも出来たでしょうに....。既に歓迎ムードが漂っています(写真の選び方一つでもイメージは随分違ってきますね....直近ニュースサイトに掲載された両名の写真です)

『安倍首相、所信表明演説で隣国との関係改善を約束する』9月30日新華網
日本の安倍晋三首相は19日、国会衆議院本会議で首相に選ばれて最初の所信表明演説を行いました。演説の中で安倍首相は、中国と韓国は日本の重要な隣国であり、日本が中韓と相互信頼関係を深めることはアジア地区と国際社会のためにも重要であることを強調しました。(要約)
所信表明演説を取り上げた記事もポジティブです。

『安倍首相、日本の侵略がアジア人民に巨大な損害と苦痛をもたらしたことを認める。』(10月3日新華網)
日本の新首相安倍晋三氏は2日、衆議院で歴史問題に関する質問に対し、"村山談話"を引用し、日本の植民地統治と侵略は多くの国家、特にアジア各国の人々に巨大な損害と苦痛をもたらした、と答えました。
日本の最大野党である民主党の幹事長・鳩山由紀夫氏は衆議院本会議で安倍首相に対して、当時の日本のアジア植民地統治を認めるか、またA級戦犯の責任などに関する質問を行い、さらに靖国神社に参拝するかどうかについても明らかにするように求めました。
A級戦犯の責任問題について、安倍首相は、戦争責任の主体に関しては様々な議論があり、政府が具体的結論を出すのは適当ではない、と回答しました。また、日本は「サンフランシスコ講和条約」に基づき、極東軍事裁判の結果を受け入れたのだから、裁判結果に意義を示すべきではない、と答えました。靖国神社を参拝するかどうかについて、安倍首相は直接的な態度を表明しませんでした。
1985年8月15日、当時日本の首相だった村山富市氏は演説の中で、日本が過去に行った植民地統治と侵略に対して深い反省の念を表明するとともに、過去の過ちを繰り返さないよう、日本の若者に戦争の悲惨さを話しました。
まるで小泉さんが"日本の侵略がアジア人民に巨大な損害と苦痛をもたらしたこと"を認めてなかったように思えてしまうこの記事で、安倍さんをお迎えする準備も万端と言う感じです。
小泉さんは2001年の最初の訪中で真っ先に盧溝橋を訪ねました。そして「中国人民抗日戦争記念館」を見学した後、「侵略によって犠牲になった中国の人々に対し心からのお詫びと哀悼の気持ちをもって、いろいろな展示を見させていただきました。」と発言しています(在中国日本大使館のサイト)。敗戦60年の2005年8月15日には"村山談話"を踏襲した、「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。」という"小泉談話"を発表してもいます()。もちろん当時は、新華社通信などが速報扱いで好意的な報道したのですが((2005年8月15日付け拙ブログ)、この間の"靖国ノイズ"が大き過ぎて、多くの中国人民の記憶からはすっかり消え去っていたのではないでしょうか。ですから、こうした安倍さんの発言は、小泉さんとは何か違う、変わったと受け入れられているのではないかと思います。

こうして新華社など中国国営メディアは、安倍さん歓迎ムードを醸し出そうとしているようです。でもホンキで人民に歓迎してもらおうなんて思っていないでしょう。胡錦濤さんや温家宝さんが、いままで"悪役"だった日本の指導者と急にスリスリしちゃうと人民が納得しませんから、安倍さんが来る前に日本の新指導者は"悪役"では無いんだよ、と言うイメージ作りが必要なんだと思います。
読者が飛びつくようなニュースならば、あっという間に地方紙やニュースサイトに転載されていく新華網の記事ですが、いまのところ(2006年10月3日正午現在)あまり転載が進んでいない様子です。読者=人民の興味が無いニュースは国営メディアが音頭取りしても、大々的には広がらないようですね。SK-II問題みたいな"いちゃもん"系の話題ならば、あっという間に中国中に広がってしまうのですが.....。
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by pandanokuni | 2006-10-03 15:16 | 社会ネタ
テレ朝+TBS+岐阜県+陳良宇=テレビ広告料金は半額になる....。
その1:テレビ朝日の"不祥事"
テレビ朝日が1億3,000万円の所得隠しを国税局に指摘されたという事件(NIKKEI NET)、平たく言うと大物プロデューサーが番組制作会社に架空の発注をして、その番組制作会社のお金を接待や自分自身の派手な生活費用に流用していた、と言うお話のようです(nikkansports.com)。
ちなみに、9月28日のテレビ朝日『報道ステーション』でキャスターの古館さんは「キックバックは無かった。」と明言していました。

その2:TBSの"トバッチリ"
反体制的な番組と評価されることも多いTBSテレビ『筑紫哲也ニュース23』で今週月曜日からサブ・キャスターを務めているフリーアナウンサー・山本モナさんが妻子ある民主党の衆議院議員と仲良くしていたところを講談社の雑誌『フライデー』に取り上げられた、と言うお話。山本さんは大阪のテレビ局のアナウンサーから全国区に華麗なる転身を遂げた矢先とのことで、いわゆる芸能人ネタとして取材していた同誌がたまたま政治家との色恋沙汰にでくあわしたと言うことらしいのですが、同誌発売日である9月29日には臨時国会で安倍首相の所信表明演説が行われる日でもあって、ちょいと政治的な意図を感じさせるようなタイミングでのスクープではありました。
当該民主党議員のご家族は別格として、この騒動に一番困惑しているのはTBSでは無いでしょうか。低迷する視聴率のテコ入れに『筑紫哲也ニュース23』は元NHKの人気アナウンサー・膳場貴子さんを迎えて、番組の大規模なリニューアルを行った矢先の出来事です。フリーのキャスターとは言え、また大衆メディアのテレビ番組とは言え、取材する立場のヒトが取材される立場のヒトと緊密な関係にあることは、よろしいわけがありません。しかも、(一応)野党議員との親密関係が暴かれたわけですから、筑紫さんの政権政党批判もいっそう迫力を欠いてしまう感じです。

その3:岐阜県職員の約6割
12年間で17億円もの裏金づくりを行ってきた岐阜県の職員たち4,421人が処分を受けました。全職員の約6割が裏金作りに関わっていたという感じでしょうか。
この裏金は、県職員の宴会などの飲み食いや公費を使いにくい接待、出張時のホテルのアップグレードなどに使われ、或いは使う予定だったといわれています。つまり"その1"のテレ朝大物プロデューサー氏が架空発注して番組制作会社に出してもらったのと同じような目的と言えるでしょう。
蛇足かもしれませんが、9月29日のTBSテレビ『筑紫哲也ニュース23』でこの問題を現地からレポートしていたのが、"その2"で取り上げた山本モナさんでした。

その4:陳良宇さんの746億円
上海市のトップといえる陳良宇さんが"深刻な規律違反"を犯したとして、上海市党委員会書記や中央政治局委員を解任されてしまいました。中国国内メディアは「腐敗問題追及のため厳格に調査中」であることを大々的に報道していますが、具体的にどんな嫌疑がかけられているのかはまだ伝えられていない様子です。
共同通信社が伝えた香港紙の情報によると"上海一の富豪”と呼ばれている不動産開発で大成功した周正毅さんに、公金を不正に融資した際に口利きしたことなどが挙げられているようです。ここ数年来の上海の"不動産バブル"は陳さんが一部の不動産開発業者と屈託して仕込んできた或いは容認してきた、と言う見方が一般的でしたから、象徴的な周さんあたりが次の"やり玉"に挙げられるのは筋書き通りともいえるでしょう。周さんに不正に融資された金額が746億円(50億RMB)なんだそうです(Chunichi Web Press=共同電)。
もちろん、陳さんの解任とその周辺の調査は、中国政権内部での権力闘争の一環と考えられます。胡錦濤さんが江沢民さんの残り香をようやく消し去ったことの証と言うこともできるでしょう。当局が「腐敗撲滅」と宣伝しても、"内輪揉め"だということは、多くの中国人民もご承知のことでしょう。党の幹部の中で陳さんだけが汚職に関わっていて、腐敗しているなんて信じている中国人民はほとんどいないでしょう。岐阜県の職員と同じくお役人の約6割くらいは、公金を流用したり、地位や立場を利用して口利きしたり、或いはその見返りで賄賂を受け取ったりしている、と考えているのではないでしょうか。きっと3割から4割くらいは"腐敗"してない"良い"お役人さんもいらっしゃると信じることにして.....。

ここからが本題
テレ朝の"不祥事"がクビになった大物プロデューサー一人の問題と考えることは、中国共産党幹部で"腐敗"していたのは陳良宇さん一人だけと考えるくらい非現実的なことです。もちろん、テレ朝だけの問題、と考えることも同じです。広告業界に身を置く私の感触では、6割くらいは似たような"悪さ"をしていると思えます。つまり"良心派"は3割から4割の少数派で、全体としては"腐敗体質"だと言えると思います。広告会社も似たようなものです。
民放のテレビ番組は、広告収入によって制作されます。テレビ局の人たちが"悪さ"をしなければ、番組制作費は1割から2割くらい安くなるはずです。加えて、番組制作会社で働く"良心的な"社員のお給料も1割くらいアップできるかもしれません。
広告収入はほとんどの場合、広告主の企業から大手広告会社を経由して支払われます。広告会社はマージン(手数料)として1割以上ピンハネしてからテレビ局に支払います。もちろん広告枠売買の際の手数料は、広告会社のサービスへの見返りとして必要ではありますが、欧米あたりでは1割もいただかないのが常識になりつつあります。私が働いていた中国では、ほんの数%の手数料であってもありがたいくらいでした。広告枠の売買に関する手数料が数%台と言う世界的趨勢にも拘わらず、日本の巨大広告会社などは2割以上の手数料を受け取っているのです。
しかも、テレビ局や巨大広告会社の皆さんのお給料はとても高いのです。高額年収ランキングに登場するのは、いまもなお東京のキー局や巨大広告会社です((参考)

すごく単純化しますが、広告主の企業がテレビ広告を放送してもらうために、広告会社に100万円支払います。広告会社はそのうちの80万円をテレビ局に支払います。テレビ局は60万円を番組制作会社に支払って、番組を作ってもらいます。番組制作会社は50万円で番組を制作して、10万円を発注してくれたテレビ局のプロデューサーなどに還元するという図式なのです。こう考えていくと、テレビ広告料金は現状の半額くらいまで安くすることができるのではないかと思ってしまいます。

とは言え、メディア接触の多様化などで、テレビ広告の効果なんて怪しくなってきています(Joseph Jaffe (著) 「テレビCMの崩壊」などをご参照ください)。それなのに、いまだに影響力を過信している人たちがたくさん居るのは不思議なものです。江沢民さんの影響力低下や上海閥の解体という時勢を読めずに、ガンガンやってきた陳良宇さんやその周辺の人たちみたいにも思えます。それは、キー局の"花形番組"のキャスターに抜擢された矢先に、野党議員といちゃついてしまった山本モナさんの脇の甘さにも似たようにも思えてしまいます。もちろん、政権政党と"対決姿勢"を明確にするはずの臨時国会開会間際に"不倫報道"をされてしまった民主党議員のことは言うに及ばずです。岐阜県の職員の皆さんも、時勢を読めなかった人たちなのかも知れません。
それぞれ表沙汰になった背景にも怪しさが漂っているので、みなさん気の毒ではありますが仕方ありませんね....。
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by pandanokuni | 2006-09-30 02:54 | 社会ネタ
SK-IIが日本製だったことを喜んだのは中国のメディアの一部くらいでしょ...
SK-IIは、アメリカの巨大企業P&G傘下のMAX FACTOR社のブランドの一つです。
P&G社中国のSK-IIのウェブサイトでは、SK-IIのヒストリーを少しだけお勉強することができます。
MAX FACTORの創業者はポーランド人で、19世紀初頭にアメリカに移民しました。SK-IIとは、1909年にLAで舞台用のメイクアップ化粧品をつくっていた方の名前のようです。
2週間前まで、中国の多くの人たちは、このブランドと日本が結びつくとは思っていなかったのではないでしょうか....。

2年ほど前、中国における日本ブランドの化粧品のマーケティングのお手伝いをしていたころ、定期的にマーケティング・リサーチを行っていたのですが、注目はいつもSK-IIでした。中国のほとんどのユーザーは、すっかりアメリカのブランドだと信じていました。(これは調査しなかったのですが)製造もアメリカだと思っていたのではないでしょうか、(中国国産としてではなく)輸入製品として認識されていました。SK-IIは"日本色"の極めて薄い、日本ブランドにとっては強力なライバルの"輸入"化粧品のブランドでした。

多くの製品が日本で製造されているSK-IIを、日本と何の関係も無いように思っていたのは不覚でしたが、そのことを示唆する情報があったのですね....。
「20数年前、SK-IIは日本の清酒工場で働く老婆の手がまるで少女のように柔らかくてきめ細かいことの謎を発見した...」P&G社中国のSK-IIウェブサイトには、SK-IIと日本との関係がさり気なく触れられています。更にSK-IIアメリカのウェブサイトでも冒頭のFlashで、「日本の女性は美しい素肌の秘密を知っていた...」と中国のウェブサイト同様に清酒工場で働く女性の手の美しさをその秘密として紹介しています。
ちなみに日本のSK-IIのウェブサイトには、SK-IIの美肌と清酒工場との関連は一切触れられていませんし、中国でも日本女性の美肌を強調したようなマーケティングは行ってなかったように記憶しています。
ところが、中国で販売されているSK-IIの製品のほとんどは、日本の滋賀県野洲市の工場で生産されたるのだそうです。

ことの発端は、広東出入国検験検疫機構の検疫検査で日本から輸入されたSK-IIの基礎化粧品やファンデーションから中国の「化粧品衛生標準」では含まれてはならないはずの重金属であるクロムとネオジムが検出され、その上部組織である国家質量監督検験検疫総局が日本政府に検査強化を求めたこと。
そして9月14日に人民日報のウェブ版「SK-IIなど輸入日本化粧品に含まれてはならない成分を検出」と報道したようです。この記事本文は恐らく客観的な事実を述べている雰囲気になっています。「P&G JapanのMAX FACTOR社が製造した」とP&G社の名前も出てますし、輸入元が日本だったので「日本」と言う文字が出るのも致しかたありません。けれども見出しが悪かった....。どうみても、「SK-IIなど」と「など」が入ることによって「輸入日本化粧品」全体が"悪者"に見えてしまう感じになっています。
その後、例によって新聞各紙やニュースサイトが「日本製」を強調した後追い報道を行い、日本では「また中国による日本製品バッシングか」などと報道されました。

そしてSK-IIの販売コーナーを有するデパートなどが、販売停止を始めます。
SK-IIは「製品は安全」を主張し、通常の規定による返品のみを受け付けましたが、返品を求めるユーザーが販売コーナーに殺到し、混乱を引き起こしました。そして、売り場の安全を確保するためにSK-IIの販売停止と販売コーナーの一時閉鎖を決めました。

それまでメディアはこぞって「日本製」を強調した報道をしていたのですが、風向きを変える出来事が起きます。
9月22日、SK-IIの販売元であるP&G社の上海オフィスが、返品規定に抗議するユーザーなどに"急襲"され、ガラスなどが割られてしまったのです((SOHU = 新民網からの転載)
その後の報道は、「日本製」よりも寧ろ「P&G社」が立つ感じになりました。ちなみに、Googleの中国語ニュース検索では「SK-II 日本」は約900件であったのに、「SK-II 宝潔」(宝潔はP&G社の中国語名称)は約1,700件(9月14日から25日深夜まで)。

視聴率や販売部数やアクセス数を稼げると思い、当初は「日本製」に飛びつき、それを強調したメディアではありましたが、ユーザーのほうは「P&G社」のブランドであることをより重視したのでしょう。中国でSK-IIは、少なくとも日本ブランドとして認知されていませんでしたし、日本製と言う意識もユーザーの中には無かったのではないでしょうか。それを「日本バッシング」のネタとして祀り上げるには、いくら中国でも無理があったようです。
結果的に傷を負ったのはP&G社でしょう。SK-IIは数あるブランドの一つでしかありませんし、コーポレイト・ブランドからの距離を保つ必要があるプロダクト・ブランドをだったのに、発売元としてP&G社が表に立たざるを得ない状況になってしまったからです。しかも"毅然とした対応"をとったことが、結果的にネガティブな評価をもたらしてしまいました。
CSRにも積極的で、中国で尊敬される企業の上位にランキングされているP&G社ではありますが、「日本製」という導火線に火がついたためプチ炎上してしまった感じです。

9月25日には香港でのテレビ報道を紹介する形で「SK-IIに続き、4大ブランドの化粧品にも検出されてはならない物質が」という記事が新華網に掲載されました。Clinique、Lancome、Christian Dior、EsteeLauderが名指しされています。しかも本文の「SK-IIよりも多量に」と表現が興味深いところです。P&G社が仕掛けたカウンター・パブリシティなのかもしれません。
ちなみにCliniqueはアメリカ製造で、EsteeLauderが日本製造と言う新たな発見がありました。

確かに、中国のメディアは日本絡みのネガティブなニュースに沸き立ちます。中国人民に支持され、注目され、視聴率や販売部数やアクセス数が稼げると思うからでしょう。けれど、少なくとも消費者意識という観点でみると消費者はもっと公平な感じです。日本製でもアメリカ製でも良いモノは良い、悪いモノは悪いという是々非々で対処することができるようです。メディアの無理な誘導はさほど効果が無いようにも思えてしまいます。

9月26日、この騒動の火付け役だった人民日報が弁明じみた記事を掲載しました((新華網への転載記事)。輸入製品の品質管理における品質検査部門の成果を自画自賛する内容です。「外国ブランドの"国民を越える待遇"時代は終結した。」と。ここで"外国ブランド"を中国語では西洋をイメージする"洋品牌"と表現しています。また、ポンズやケンタッキーが祀り上げられた食品添加物"スーダン・レッド1号"などのことを例示していますが、この記事の中には"日本"という単語が1度たりとも出ていないのです。
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by pandanokuni | 2006-09-26 11:49 | 社会ネタ
お互いに同意していれば14歳未満の女の子との性行為はOK!?
日本では、お互いに同意していて求めていたとしても、14歳の女の子や男の子と性的な行為を行うと犯罪になるのでしたでしょうか?
18歳未満の者と性的交渉をもった場合、各都道府県や自治体で定められた青少年の保護育成を目的とした条例(いわゆる"淫行条例")で摘発されるのでしたでしょうか?
買春行為などでなくて、お互いに合意していれば、14歳以上ならOKなのでしょうか?
確か、13歳未満の"性的合意年齢に達していない"少女や少年を相手にした性行為は、性虐待、 強姦罪に分類されるんですよね。
13・14歳から17歳までの年齢って、どうなっているんですか?地域によって違うのでしょうか?日本の法律に詳しい方、教えてください....。

さて中国では、お互いに同意していれば14歳の女の子と性行為を行っても刑事訴追はされないことになりそうです。
8月13日付けの『北京青年報』によると:
北京市石景山区裁判所はこの地区の公安分局、検察庁と、最高裁判所の「未成年者刑事事件の審理に関する法律の若干の問題についての具体的解釈」について徹底的に研究討論を重ね、5つの共通認識を得ました。この中で特に関心を引くのは以下の点でしょう。
今後、満14歳から16歳未満の未成年者が幼女と性行為を行っても、双方自らの意思によるもので、暴力によるものではなく、深刻な問題を引き起こさなければ、一般的に犯罪とは認められませんですから、刑事責任は問わないこととします。
(『文新伝媒の転載記事』)
中国の法律上、"幼女"とは14歳未満の女の子を言います。つまり、お互いに同意していれば14歳未満の女の子と性行為に至っても刑事責任は問われない、と言うことになります。ただ、この"共通認識"で述べられているのは、相手(一般的には男性)が14歳から16歳の"未成年"の場合についてです。17歳以上の人が14歳未満の"幼女"と性行為におよんだ場合にどうなるのか、この記事だけでは判断できません。

この"研究討議"のキッカケとなったのは、ネットで知り合った13歳の"幼女"と性行為を行った17歳の少年が、強姦罪で1年6ヶ月の懲役刑に処せられたという、事件ではないかと思います。
「海澱区裁判所:13歳の少女と性行為、17歳少年に有罪」(yesky.comnによる2006年5月10日付けの『北京晨報』の転載記事。日本語訳がみつかりました。『北京ニュースセンター』)
このケースは、いわゆる"援交"ではなく、バレンタイン・デイに結ばれる、と言うロマンティックなラブ・アフェアズだったのではないかと推測するので、少年には気の毒ですね。今後、こんなことがあっても裁かれることは無いのですから....。

中国の場合、"独り立ち"しているロウ・ティーンが結構たくさん居ます。農村部では14~15歳で実質的に結婚してしまうケースも多いようです。ですから、今回の北京市石景山区裁判所による"共通認識"はある意味で現実に則しているのかも知れません。
更に付け加えるなら、いま中国では都市部を中心に"晩婚化"が進んでいます。"一人っ子政策"の影響も大きく、このままでは将来、日本以上の"老齢化社会"がやってきます。そうした懸念から"一人っ子政策"も見直しが進んでいます。もしかして、この"共通認識"はそうした社会背景をも考慮しているのではないでしょうか。"晩婚"を食い止める政策かも、などと思うのは、ちょっと考え過ぎでしょうか....。

日本では事情が違うのでしょうが、相手が14歳というだけで"犯罪"になってしまうのは、ちょっとおかしな感じがします。モノゴトの分別がつかない年齢だから、などと言う理由で縛り付けるよりも、"キチンとした判断"ができる教育をするほうが先のような気がします。もちろん、そうした教育を学校に押し付けるのではなく、親や社会が中心となってやって行けば良いのだと思います。
前述『北京青年報』の記事でも、「まず、しっかりした性教育が必要だ」と締めくくっていますが....。

恋愛や本能を国家権力が制限すると言うのは、いかがなものかと思います。
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by pandanokuni | 2006-08-17 12:47 | 社会ネタ
コーヒー・コーラ。
500mlペットボトルの飲み物。中国でも若者の間で主流になってきています。
ことし北京では麦茶系の飲み物が秘かなブーム。去年は緑茶系、一昨年はスポーツドリンク系、その前は紅茶系....。ポイントは"甘い"ということ。緑茶もウーロン茶も麦茶も、少し甘いほうが無糖タイプよりも売れているようです。果汁系、カルピス系、アミノ系、日本とほぼ同じように、様々なペットボトルの飲み物がマーケットに出ては消えていきます。

とは言え、ペットボトルの王道は、ミネラルウォーターとコーラ系です。コーラ系はペプシもコカコーラと同じくらい頑張っています。そしてローカル系ブランドのコーラも秘かに頑張っているのです。


b0047829_15355386.jpg「嵭山可楽(Laoshan Cola)」は、山東省の嵭山のお水を利用した、いわばどローカルなブランドです。パッケージを見る限り1905年からあるらしく、青島あたりではよく見かける商品でしたが、今年に入って北京や上海でもお店に並ぶようになりました。炭酸が強い割には酸味が少ないので、ちょいと刺激性に乏しい感じですが、なかなかの出来栄えです。



中国全国的に著名なローカルコーラのブランドといえば、「非常可楽(Feichang Cola)」でしょう。いまはフランスのダノンの資本を受けている[女圭]哈哈(Wa Ha Ha)という食品会社が、今世紀初頭に愛国心に訴える大プロモーションを行った「中国人のコーラ」です。でもアメリカのコーラには太刀打ちできなかったようです。


b0047829_1536279.jpgその[女圭]哈哈(Wa Ha Ha)が、「コーヒー・コーラ」(珈琲可楽・Coffee Cola)なるものを発売しました。コーラにアイスコーヒーを加えたような味です。
北京では喫茶店も増え、スタバもたくさんできたので、コーヒーがかなりポピュラーな飲み物になりました。ただ缶コーヒーがポピュラーではないので、コーヒー漬けの若者は、お家や職場ではインスタント・コーヒーを飲むことが多いようです。そんな人たちに、道端で売っている「コーヒー・コーラ」は少しだけ魅力的かもしれません。
でも、コーヒーというよりはコーラに近い味がします。その他多数の飲み物とともに、今シーズン限りでマーケットから消えていってしまうかもしれません....。
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by pandanokuni | 2006-07-30 15:13 | 社会ネタ
馮錦華さんと女子大学院生まやさんと
馮錦華さんをご存知でしょうか?

馮さんは、2001年8月に小泉さんの靖国神社参拝に抗議するため、靖国神社のこま犬の台座にペンキスプレーで落書きをし器物損壊罪で有罪判決を受けたました。2004年3月24日には仲間6人とともに尖閣諸島・魚釣島に上陸し、沖縄県警に逮捕された後、強制送還されました。2005年4月に発生した"反日デモ"の時には、黒幕のひとりではないかと、日本のメディアに報じられた人物です。2006年1月14日には朝日新聞にインタビュー記事も掲載されています。

日本の人たちにはこんな形容詞を冠して紹介されています。

かたや中国ではこのように紹介されています。

念願だったご本人に会ってお話しすることができました。
日本では中国の右翼活動家などと言われていますが、彼は私と同業で、広告会社の管理職をしています。とても優しい顔つきの好青年という雰囲気。物腰も柔らかく、話し方も丁寧な、まさに紳士でした。馮さんは日本で長く暮らしていましたから、日本のことを良く知っています。日本への入国を閉ざされたいまでも、日本のことをよく勉強している様子でした。
馮さんからは、当局との関係や靖国・尖閣列島問題の解決案など、興味深いお話をたくさん聞くことができました。昨年(2005年)4月に起きた"反日デモ"に象徴される中国における反日の世論や活動についての日本の大衆メディアの報道や分析が、現実とはかけ離れている部分が多いことも検証できたと思います。

馮さんはウェブサイト「中国愛国者同盟網」の管理者でもあります。
このサイトのBBSには、日本のことを何も知らないような若者の感情的で下品な書き込みも多いのですが、馮さんとしては、そうした"熱血中国若者"にも、いまの日本をもっと理解してもらいたいと考えているようです。こうしたサイトだからこそ、いまのフツーの日本や日本人のことを紹介するようなコーナーが必要だし、日本人にも協力して欲しいと願っているそうです。「日中関係は重要だし、改善するには民間レベルの相互理解が不可欠だ」と言う馮さんに、私も共感しました。「もちろん、領土問題などお互いに譲れない問題もあるけど。」これにも共感です。
大好物の吉野家の牛丼のことを「ヨシギュウ」と言い、北京の「ヨシギュウ」はちょっと値段が高い、と嘆いていた馮さんは、メディアが作り出したイメージとはまったく別人のようでした。

ところで、馮さんと私を引き合わせてくれたのは、北京の大学でジャーナリズム学の修士課程に在籍中の"女子大学院生まやさん"です。彼女は華奢で物静かな感じの日本の女の子なのですが、昨年の"反日デモ"の直後には、「愛国同盟網」総編集長・盧雲飛さんにインタビューを挑んだり、『中国青年報』の付属週刊誌『氷点』の停刊処分問題を追いかけたりしている行動派です。
産経新聞などで大きく取り上げられ、日本でのみ出版された『「氷点」停刊の舞台裏―問われる中国の言論の自由―』の著者でもあり、停刊前『氷点』の主幹編集長でその後、更迭された李大同さんとも彼女は頻繁にコンタクトを取っていて、当局の圧力やネット統制をさらりとかわしている現体制に批判的な中国の論客の日常などを自身のメルマガで発信しています。

いまの中国に懐疑的な日本人が支持しそうな李大同さんとも、逆に反中国的な日本人が忌み嫌いそうな馮錦華さんとも交流し、日本の大衆メディアが伝えられないような、真実により近い中国の実状を自分の目と足で取材し、無報酬のメルマガで発信している"女子大学院生まやさん"は敬服に値します。
これからも頑張ってもらいたいと思います。
そして、日本のプロフェッショナル・メディアの方々には、もっともっと頑張ってもらいたいと願っています....。
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by pandanokuni | 2006-07-27 23:51 | 社会ネタ
中国の偉い方も揃ってクールビズ。
久々に皆さんが集いました。中国共産党の中央政治局のお勉強会です。革命の歴史をお勉強中です。中国がたくさんの石油資源を無駄遣いしていると、外国に責められているので、ノーネクタイで省エネに取り組む姿勢をアピールします。


b0047829_0142420.jpg胡錦濤さんは、きっと共産党から支給されたであろう上っ張りを着ていますね。ノーネクタイですが、フツーのスーツ姿よりも暑苦しい雰囲気がしちゃいます。

b0047829_0145114.jpg温家宝さんは、オーソドックスに白ワイシャツ姿。基本ですね。最近また痩せちゃったようですが、洪水災害の視察にふっくらした姿は似合いませんから、まさに適任と言えますね。

b0047829_0152663.jpg呉邦国さんは、胡錦濤さんとお揃い。でも胸元が涼しい着こなしです。

b0047829_0163079.jpg賈慶林さん、浮かない顔ですねぇ....。追及の手が間近に迫っているからでしょうか。そろそろ海外に長期出張するのが良いかもしれません。

b0047829_016766.jpg曽慶紅さん、余裕ですね。この4人の中では一番イキイキした感じですね。何かいいことあるのでしょうか。クールビズも、まぁ、ただ一人合格点、って感じではないでしょうか。



皆さん、歴代王朝崩壊の歴史についても、しっかりお勉強してくださいね。
写真提供は、天下の、もとい中華のCCTVでした。

PS
livedoor版にフツーの北京の動画をアップしました(exiceのほうは制限があるので)。ぜひそちらもご覧ください。
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by pandanokuni | 2006-07-26 00:16 | 社会ネタ