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カテゴリ:社会ネタ( 120 )
オフィスにノー・スリーブ娘が出現!ちょっと暖房、暑過ぎない?
きょうの北京は良い天気でした。最高気温は8度、最低気温は-2度、相対湿度は55%だったそうです。
最近は、朝霧がかかったりするものの、日中は雲一つ無い快晴です。日差しも強く、この時期にしては暖かいほうではないでしょうか。

こんなわけで、ウチのオフィスでは半袖姿の女性スタッフが増えてきました。Tシャツ1枚と言う感じです。ついにきょうはノースリーブ姿の女の子まで出現してしまいました。
要は暖房でオフィスが暖か過ぎるのです。ウチのオフィスの暖房はセクションごとに風量を調節できるタイプなのですが、「切る」にしても通風口から、もわーとした暖気がこぼれてくるのです。陽が差し込む窓側の席などYシャツ姿でも暑い位です。そんなわけで、もう真冬と言うのに、ここ2~3日の間に、女性スタッフは、半袖姿になってしまいました。
とは言え外は寒いですから、通勤のときはセーターかトレーナーを着て、更にコートかダウンジャケットをまとう重装備になります。もちろんパンツの下にはモモヒキもといタイツを穿いているのでしょう。クルマやタクシーで移動する日本人には分からないかもしれませんが、この時期でも陽が落ちてからバスを待つ間は、とっても寒いのです。

ウチのマンションの暖房もご他聞に漏れず暖か過ぎます。Tシャツと短パンで過ごせます。お風呂上りなどは汗が噴出すくらい厚くなるので、エアコンの冷房を入れるハメになります。ウチのマンションの暖房は調整が効かないのです。ただ暖房とは別にエアコンがついているので、真冬なのに冷房を入れて室温を調節することになってしまうのです。
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by pandanokuni | 2004-12-10 22:46 | 社会ネタ
大学キャンパスでコンドームを配布できなかった北京、既に販売中の上海
12月1日は「国際エイズデイ」だったそうです。中国衛生部(厚生労働省のようなもの)によると、中国のHIV感染者は2004年4月現在で84万人、エイズ発症者は8万人とのことですから、実際はそれ以上居るを思われます。これまでは、麻薬常用者や売春婦など特殊な人たちが罹る病気であって、フツーの生活をしている限り、一般ピープルにはあまり縁の無いモノという考え方が強かったようです。ところが、HIV感染者が年40%の割合で増加するに及んで、この病気はフツーの生活をしている人たちにまで広がってきているようです。胡錦濤・国家主席は、自ら病院に赴きエイズ患者を見舞い、エイズ患者と握手をしました。このシーンを官製報道機関を通じ多くの人民に見てもらうことによって、中国政府もエイズがより身近に迫っていることをアピールしたようです。

いわゆるフツーの人たちのセックスによる感染が増えているらしく、大学のキャンパスが格好のキャンペーン会場になりました。北京あたりの多くの大学生にはステディがいます。仲間同士が公認しあう彼と彼女の関係で、アメリカのキャンパス物の映画でも見ているかのようにベタベタしたりしています。地方出身者は学内の寮に住むことが多いのですが、最近の地方出身者はお金持ちも多く、アパートを借りたりして、ステディと同棲したりする学生もいます。ほとんどのステディ同士はセックスの関係でしょう。セックスの面では日本より遅れている、と言われることが多い中国ですが、未婚者であってもステディな関係であれば、やることはやっちゃうようです。ただ北京あたりの若者は、いろんな人とセックスする、ということについては、かなり否定的な感じはします。

とは言え、大学生もセックスするわけだから、エイズ予防キャンペーンには格好のターゲットだったのでしょう。北京の多くの大学で、エイズに関する知識を正しく知ってもらうため、そして予防方法に関するセミナーなどのイベントが開催されました。
この時、コンドーム会社の協賛を得て、イベントに参加した大学生にコンドームを無料で配布する計画だったそうです。いわゆるサンプリングというもので、当然協賛企業の宣伝も兼ねてのことでしょう。ところが、Phonenix TV(鳳凰電視台)の報道によると、北京大学と精華大学では、大学当局がコンドームの配布だけは許可しなかったそうです。コンドームの配布は、学生に対してセックスを奨励することに繋がる、というのが理由だそうです。
一方、上海を代表する復旦大学のキャンパスには1999年からコンドームの自動販売機が設置されているそうです。

エイズ撲滅キャンペーンの一貫であっても、コンドーム配布を許可しなかった北京。大学キャンパスでコンドームを販売中の上海。保守的で権威主義的な北京とその対極を行く上海の違いがよく顕われている出来事のような気がします。
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by pandanokuni | 2004-12-07 20:48 | 社会ネタ
北京首都空港で北朝鮮の特権階級(?)に遭遇!!
水曜日の朝、私は成田に行くため北京首都空港にいました。朝8時~9時台は出発ラッシュの時間帯です。成田便もそうですが、アメリカ、ヨーロッパなどの各都市に向かうフライトがこの時間に集中します。

航空会社のカウンターでチェックインを済ませると、出国審査になります。以前は各窓口ごとに行列を作るタイプでしたが、最近では混雑する時間帯にはロープを張って櫛形(フォーク・タイプ)行列に並ばせていますから、隣の列だけ進んでいくイライラは解消されました。この時間帯はいつも10~15分くらい行列で待つ覚悟が必要です。
どこの国の空港でも同じような光景ではありますが、出国審査の行列は民族の凝縮された坩堝で観察していると楽しいものです。ただ、この時間帯は日本人の比率が高いのです。日によって成田行きが4便、この時間帯に出発するからです。中国人はパスポートも、渡航先のビザも、取得することが面倒或いは制限されているため、自国の空港にしては少なめです。日本の空港ではあまり見かけない、アラブの人たちやインドの人たち、それにタイかミャンマーのお坊さんと思われる人たちなどがよく見かけられます。それにしても、成田空港の日本人の比率の高さにはビックリしてしまいますね。日本はまだまだ閉ざされた国なんだな、という感じがしてしまいます。

この日は日本の高校生が修学旅行から帰るのか大勢いました。共学校のようでしたが、久々の女子高生の制服姿に胸がときめいてしまいました。列の後ろのほうから、ハングルのような言葉で軍隊っぽい号令がかかったのが聞こえてきました。振り返ると、黒いスーツにネクタイ姿で、短髪で、背格好や年齢も同じような15人ほどの団体さんが、列の後ろのほうに付きました。号令をかけたのはその中のリーダー格と思われるサングラスをかけた人でした。
b0047829_0265474.jpg朝の空港に黒スーツ、しかも黒いサングラス、というのは、誰がどう見ても只者ではありません。彼らは、私のみならず、行列に並ぶ世界中の人たちの注目を浴びざるを得ませんでした。もちろん、ジロジロ観察するわけには行きません。怖いです。行列の折り返しで、その団体さんと向かい合う方向になったときだけ、視線を合わせないように観察するしかないわけです....

スグに発覚したのは、この団体さん全員がスーツの右の襟に赤系統のピンバッジを付けている、という事でした。私もそうですが、行列に並んでちょっとした注意を払っていた日本人の多くも、北朝鮮の人だ、と気づきました。私の周辺で、日本人のオバサン二人組みが「北朝鮮?」「見ちゃダメ!」とコソコソ話してます。
この団体さんがつけていたバッジは、キム・ウィルソンでもキム・ジョンウィルでもなく、まさにあの国の国旗をデザインしたものでした。
黒いスーツはもちろん、髪型、背格好がほぼ統一されたこの団体さん、Yシャツとネクタイだけは、さまざまです。Yシャツは白いオーソドックスなものではなく、ピンクやブルーやオレンジ色などカラフルなもので、ネクタイもどちらかというと派手なデザインのものを皆さん着こなしています。ただ、スーツが黒なのでちょっとチグハグな感じはしましたが....
しかも、表情が明るいのです。整然と行動し、大きな声で話はしていませんでしたが、隣の仲間とこそこそ微笑みながら会話を楽しんでいます。

出国審査の後、セキュリティーチェックがありますが、ここを抜けたところで、私はこっそりと彼らを待ち伏せすることにしました。出国審査エリアは写真撮影禁止ですが、セキュリティーチェックを過ぎると免税店が並んでいて、カメラを持っていても不審に思われることは無いでしょうから、こっそり撮影して身内のネタにでもしようか、と。
セキュリティーチェックを過ぎてすぐ、トイレがあります。団体さんの何人かがトイレに行くことになりました。残りの人たちはトイレ前で待機です。トイレに行った仲間が戻ってくると、リーダーと思われる黒サングラスさんが、大きな声で軍隊っぽい号令をかけて、恐らく点呼か行進の合図をしたのでしょう。団体さんは列を作って進んでいきました。
ところが、途中で仲間が足りないことに気づいたらしく、免税店の前で行進がストップしました。トイレから戻っていない仲間がいたのでしょう。黒サングラスさんが号令を欠けたときに気づかなかったとすれば、ちょっと間が抜けてますが、暫らく隊列をなしたまま待機していました。そして、トイレから仲間の一人が生還したのを確認して、列をなしたまま搭乗ゲートへと消えていきました。
さすがの私も、デジカメの隠し撮りが精一杯で、あまり近づくと危害を与えられてしまいそうな殺気で、この先の追跡は断念してしまいました。

北京-平壌は、北朝鮮の高麗航空と中国南方航空が計週5便往復しているそうです。日本の外務省のお偉いさんが平壌にご相談に赴くとき、大抵北京経由になりますが、成田から北京に前日の夜に到着し、北京で一泊して、翌日の平壌行きに乗っていくのがお決まりのコースです。高麗航空の平壌行きのフライトは朝の時間帯に設定されており、私の認識では水曜日は飛んでないハだったですが、空港のインフォメーション画面にしっかり表示されていたので、タイムテーブルが変わったか、前日のフライトが丸一日ディレイしたのではないでしょうか。
この団体さんの行き先を最後まで追う事はしませんでしたが、たぶん高麗航空に乗って平壌に帰るところだったのではないかと思います。

それにしても、かの国のどんな方々だったのでしょうか?黒サングラスのリーダーは40歳前後でハードボイルド映画にでも出てきそうな感じでした。他のメンバーも30代以下でしょう。15人くらい固まって行動してますから、どう考えても目立ってしまいます。とても、不思議な感じがしました。
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by pandanokuni | 2004-12-03 20:48 | 社会ネタ
衝突防止装置付き中国人のマネしてはいけません
北京の大きな通りで横断歩道を探すことはたいへんです。中心部の大通り「長安街」には1km以上も横断歩道が無い箇所があります。もちろん地下道で向かい側に行けることにはなっていますが。長安街ならずとも、数百メートル横断歩道が無い通りも多いのです。歩道橋や地下道があったりするのですが、階段はやはり面倒です。そこで、横断歩道ではない大通りを横断することが主流です。

そもそも、北京で横断歩道を渡ったからといって、安全と言うことにはなりません。日本では横断歩道を渡る歩行者を見かけたクルマはたいてい止まってくれます。でも、北京では歩行者が横断歩道を渡っていても、クルマが平気で突っ込んできます。もちろん、事故になったら歩行者側が有利なのでしょうが、クルマをうまく避けて渡らなければならないのは、横断歩道でも一緒です。だったら、数百メートル遠回りして横断歩道を渡らなくとも、大差はありません。

北京の人たちは、大通りを渡るのがとてもウマいのです。クルマが絶え間なく走ってくるのに、その間隙をついてスルスルと横断します。で、ヤバイと思うと、車道のど真ん中でも立ち止まって、クルマをやり過ごしたりします。クルマのほうも、横断する歩行者にぶつからないように、ほんの少しハンドルを切ったり、加速したり、減速したりします。日本人が見ていると、「あっ、危ない」と思うようなタイミングでも、北京の人たちは車道をうまく横断します。

これを日本人がマネするとなかなかうまく行きません。まず、渡るタイミングが掴みきれないのです。いまだ!と思い切って駆け足で渡ろうとすると、クルマが急に加速して危ない目に遭ったりします。目の前のクルマをやり過ごそうと遅足になると、向こうのクルマもスピードを緩めてしまって、運転手にイヤな顔をされたりします。安全だろうと思って、馴れていそうな北京人の後ろについて渡ってみても、彼らが急に速足になってしまい、こちらは車道のど真ん中で取り残されそうになったり、急に減速する彼らにぶつかってしまったりします。
以前、私とともに横断歩道でない車道を渡ってしまった日本からの出張者がタクシーと接触する事故もありました。幸いケガはありませんでしたが、それ以来、日本からの出張者と一緒の場合は、遠回りになっても横断歩道か歩道橋を渡ることにしています。

私から見ると、北京人には衝突防止装置が付いているとしか思えません。クルマ同士の物損事故は頻繁に起きていますが、歩行者とクルマの重大な人身事故は、北京市街地では意外に少ないようなのです。あれだけ、交通マナーが悪いのに、です。ヒトはうまくクルマを避けますし、クルマもうまくヒトをかわします。少なくとも私たち日本人にはマネができません。
私が思うに、これはこの地域の人たちが騎馬民族をオリジンにしているからではないでしょうか。北京の歴史をたどれば、純粋に漢民族王朝の首都だったと言えるのは明の時代くらいのものでしょう。元朝にしても清朝にしても、騎馬民族による征服王朝だったのですから、この地域の人たちのご先祖様の多くは馬をパッかパッか乗り回していたと考えてよいでしょう。

これは、自転車同士の衝突防止機能でより明確に感じます。私は北京で自転車を乗り回しています。昔ほどではないにせよ、北京にはたくさんの自転車が走っています。大きな通りには自転車専用レーンがあって、比較的整然と走っているのですが、混んでいるときには幅寄せに遭ったり、一方通行のはずなのに向かい側から自転車が走ってきたりします。
特に、対向して走ってくる自転車をかわす彼らの自転車捌きはたいしたものです。右に避けるとか左に避けるという決まったルールはないと思うのですが、猛スピードで正面衝突しそうに見えても、お互いスルリとかわして、何事も無かったかのように、すれ違うのです。しかも、たくさんの自転車が並行して走っているのです。これは、騎兵戦に長けた騎馬民族をどうしても彷彿させてしまいます。
ただ、自転車や歩行者をかわすことができる騎馬民族も、さすがに自動車のようにガタイが大きくなってしまうと、つらそうです。

どちらかと言うと農耕民族出身の私は、この7年間に5回ほど自転車事故を起こしてしまいました。
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by pandanokuni | 2004-11-25 15:04 | 社会ネタ
日本人と中国人の不幸
私たち日本人と中国人は、同じ黄色人種でアジア人で、外見も良く似ています。
ほぼ単一民族国家と言える日本で暮らす日本人には、同じような外見でも、韓国人や中国人を日本人ではないと見抜く素養があるように思えます。ところが、中国は多民族国家です。青い瞳のウイグル族や、モンゴル族、朝鮮族などの少数民族も住んでますし、大多数を占める漢族であっても、北と南では顔立ちや体格に大きな差があります。

そんな国に住んでいる中国人には、日本人も中国人と同じように見えてしまいます。もちろん、真夏なのにダークスーツにネクタイ姿でグループ行動する東洋人を見かけると、北京人なら日本人だと気づくかもしれませんが、そうした日本人特有の行動をとったり、日本語で叫んだりしない限り、中国人の多くは、日本人と簡単に見分けることができないのです。
タクシーに乗ると運転手さんは気軽に声を掛けてきます。まさか、日本人だと思っていないのです。そして、中国語で会話に応じなかったりすると、中国語を話せない変な中国人だな、くらいに思うでしょう。広東や中国西部の中国人には、中国の標準語(北京語)をうまく話せない人も多いのです。
北京人が良く行くようなレストランで、一生懸命中国語で注文しようと思って話していても、最初のうち店員さんは私たちを日本人だなんて考えもしません。中国語が下手な中国人だ、くらいに思って、ちょっと軽蔑した眼差しを向けてくるのです。外国人である日本人が、外国語である中国語を使って、一生懸命コミュニケーションを取ろうとしていることに気づき、ほのぼのした眼差しで応援し始めるのは、次の段階になってからです。

中国に居る中国人は一般的に中国に居る東洋系の人たちが中国語を話せるものだと思っているような雰囲気があります。「中華思想」と言えばそれまでですが、広大な国土と多くの民族で構成されている国家に住む国民にとっては、当然の帰結かもしれません。そうした中国人であっても、日本人だと言う認識が得られれば、中国語は話せないだろう、ということは理解するわけで、拙い中国語で一生懸命話そうとする日本人には好意を感じてくれるはずです。

日本人の多くは中国人のことを、外見が良く似ているから、生活習慣や考え方もにているのだろう、と思っているのではないでしょうか。でも、これは間違いです。日本人と中国人は多くの点で大きな違いがあります。中国人にしてみても、外見からは自分たち中国人と見分けもつかないくらいなのだから、日本人はきっと中国人と似たような存在なのだろう、と思うのです。日本人の思い込みよりも、もっと深く思い込んでいるフシすらあります。
ところが現実の日本人は、中国人とはいろんな部分で違いすぎるのです。中国人にとっては、外見の違いが明確で、その生活習慣についてもどこかエキゾティックな雰囲気で認識されている、自国の少数民族に対してのほうが、より寛容的と言えるでしょう。漢民族と外見が似ている日本人となら理解し合えるはずなのに、実際はそうじゃない....

そうしたギャップが日本人と中国人の関係を不幸にしているような気がします。
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by pandanokuni | 2004-11-16 18:10 | 社会ネタ
日本の上司には現実が見えないのです
だったら、あなたが北京に来てやってみてください!
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by pandanokuni | 2004-11-16 12:53 | 社会ネタ
潜水艦領海侵犯問題が与えるネット環境への影響
中国でもインターネットは普及しています。03年末のデータですが7,950万人のインターネットユーザーがいます。ユーザーの70%はブロードバンド環境にあります。多くのユーザーは自分のパソコンと会社のパソコンを利用するのですが、お金が無くてパソコンが買えない大学生や高校生はネットカフェでネットします。
こうした環境ですから、世界中のサイトから自由に情報を閲覧できるか、と言うと、決してそうではありません。エッチ系・中傷系は万国共通でしょうから別として、現体制にとって不利になるような情報の収集は、しっかりとコントロールされているのです。

例えば、政府を批判するようなサイトは、中国国内ではスグに当局に摘発されるので、外国にサーバーを置くことになるわけですが、中国からだと接続できないようにされてしまいます。urlやアドレスを頻繁に変えて対抗しているようなのですが、スグに接続できなくなってしまうようです。気功集団「法輪功」のサイトなどが良い例です。
中国政府のどの機関がどうやって対応しているのかは分かりませんが、対応の速さはたいしたものです。
中国語のサイトだけではなくて、海外のニュースサイトなども見れない状態になることがあります。CNNやNews Weekなどの英語サイトが、中国からだと時折つながらなくなってしまうことがあります。
私はてっきり、ネットワークかプロバイダーの問題だろう、と考えていましたが、特定のサイトが頻繁につながらなくなるので、北京にいるいろんな方にたずねてみました。私が繋がらない時は、他の接続環境の方もやはり繋がらない、と言うわけで、ネットワークやプロバイダー固有の問題でないことが判明したのです。
ある中国人などは「よくあることだよ」と言いました。「きっと台湾を支持するようなニュースでもアップされているのでしょう....」って、冷めた感じで。

日本のサイトでも、北京から見れなくなることがたまにあります。特に読売新聞のサイトがときどき接続不能になります。何となく、どんな記事がアップされているのか、想像がついてしまいます。

国籍不明の潜水艦が日本の領海を侵犯した事件が発生してから、何となく日本のニュースサイトへの接続がスムースではありません。きょう一日、会社のコンピュータから、読売のサイトに繋がりませんでしたし、いままた自宅で試しましたが、ダメです。会社と自宅では1次プロバイダーが異なります。
産経のサイトは、バナーとヘッダーだけ表示されるのですが、下部の本文が表示されない状態が続きました。
極めつけは、Asahi.comです。私の知る限り、朝日のニュースサイトが中国から接続規制を受けたことはないのです。きょうの日中もスルスル接続できてました。ところが、お昼休み時、ヘッドラインに<潜水艦、中国方向へ 「大胆、意図的、計画的な行動」>というタイトルを見つけたので、本文を読もうとリンクをクリックすると、「表示できません」になってしまったのです。url(http://www.asahi.com/politics/update/1111/007.html)を直接入力してもダメでした。帰宅後、ヘッドラインから「政治」項目に移動していたので、また試しましたが、接続できませんでした。それから、2時間ほど経った先程になって、ようやく本文を開くことができました。
Asahi.comの側のリンク・ミスということも考えれますが、何となく中国側で接続規制してたのではないか、と疑ってしまいます。中国政府に好意的な新聞社のサイトですから、中国側もトップページごと見れなくするのは遠慮したのかもしれません。

同じように、外国から衛星テレビでも、現体制に不利な情報は規制されています。
中国で正式に見ることができる日本のテレビチャンネルは、NHK総合テレビの番組を中心に海外向けに再編成されて、衛星で配信されている"NHKワールド"のみなのですが、同じような理由でたまに"ブラックアウト"することがあります。番組の最中に画面が真っ暗になるのです。例えば、ニュースやドキュメンタリーで「天安門事件」の映像を放映しているような場合にこうなるわけです。冒頭の4~5秒間はその映像が流れるので、中国政府関係の誰かがどこかで一日中モニターしていて、ヤバそうなときは"ブラックアウト"の切り替えスイッチを押すのでしょう....

潜水艦の領海侵犯問題は、現時点ではまだ中国国内向けに報道されていません。この問題が円満に(?)解決されるまで、中国から日本のニュースサイトに繋がりにくい状態が続くかもしれないので、ちょっと心配です。

なお、高校生や大学生のネット接続の砦となっていたネットカフェは規制が強化され、随分閉鎖させられています。これは海外のエッチ系サイトへの接続(一般的には野放しになっているので、ネットカフェ側で規制するしかありません)やネットゲームなどが与える教育上の問題を、表向きの理由にしています。

こんな書き込みをしていると、自分のブログにも中国から接続できなくなっちゃうかもしれませんので、そろそろ止めておきましょう。
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by pandanokuni | 2004-11-11 21:40 | 社会ネタ
バスとの物損事故の処理でわかったこと
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会社のクルマが事故りました。信号で停車中に後から走ってきた定期バスに幅寄せされ、右のサイドミラーを損傷しただけですが....
北京では交通事故が起こると、当事者同士がクルマを現場に停めたまま、路上で責任について激論を始めます。小さな物損事故でも、クルマを脇に寄せるようなことは滅多にありませんから、その後ろは大渋滞になってしまいます。

今回の事故は100%定期バスのほうに非があるのは、誰の目からも明らかでした。20代半ばのバスの運転手さんと同年代の車掌さんがバスを降り、こちらに駆け寄ってきました。バス停のすぐ近くですから、野次馬も数を増してきます。
こういう場合北京では、どっちに責任があるか大声の議論になり、仕舞いにはケンカになってしまうことも多いのですが、バスの運転手さんは気弱な性格なのか自分の非をスグ認め、「1,000元(約1万3,000円)で示談させてくれ」と言いました。
フツーの中国国産車であれば、このくらいの金額でサイドミラーを十分交換できます。ところがウチの会社のクルマは輸入車なので、部品の調達に時間がかかるし、1,000元じゃ修理できるはずがありません。そのことを、会社の運転手さんがバスの運転手さんに説明しました。
ウチの運転手さんは、自動車保険を使うことを勧めました。北京市内のバスは一応保険に加入しているようなので、「業務中の事故だし、保険を使えば、自腹を切る必要もないだろう」と言う親切心からです。するとバスの運転手さんは、「それだけは勘弁してくれ」と言うのです。

保険を使うような事故を起こしたバスの運転手はクビになってしまうらしいのです。「バス会社に知れると仕事を失うので、何とか自分で解決したい。分割でも払うから、信じてくれ」と言います。
ウチの運転手さんも紳士なのでボッタくるつもりは毛頭無いので、「修理工場で見積もりを取らないとわからないが3,000~4,000元(約4~5万円)は必要だろう」と言うと、バスの運転手さんはひどく落胆してしまいました。月の給料は1,000元しかもらってない、と言うのです。

この頃になると、事故を起こしたバスの乗客はバスを折り始めました。事故現場でバスは運休です。私も先を急ぐ身だったので、解決をウチの運転手さんに委ねてタクシーを拾い、現場を後にしました。
その後ウチの運転手さんは、バスの運転手さんをウチの会社に連れてきて、ウチの会社の幹部同席のもと、示談の念書を書いてもらったそうです。

ウチの運転手さんも昔はタクシーの運転手をしていて、それでも多いときは月3,000元くらいの収入があったそうです。でもバスの運転手さんが1,000元しかもらっていない、ということには納得していました。駆け出しの運転手だと、そのくらいの薄給も「有可能(たぶんそうだろう)」とのことです。同じ運転手仲間としてかなり同情していました。
手取り給料の4か月分もの示談金を自腹で払わなければならないバスの運転手さんはホントに気の毒でなりません。しかも、月1,000元の仕事を失いたくないがために、です。太っ腹の日本人ならポケットマネーで修理するから「もういいよ」と言いたい感じですが、会社のクルマですし、そうは行きません。

ウチの会社のクルマは対人賠償20万元(約260万円)までの自動車保険に入っているそうです。日本人としては死亡事故に対応できないと思ってしまいますが、運転手さんいわく「没問題(だいじょうぶ)」なのだそうです。むしろ、高級ヨーロッパ車と物損事故を起こしたり、重度後遺症の人身事故を起こしたりすることが心配だと言います。ウチの会社規定では業務上の事故は会社負担になっていますが。
ただ北京で日本人が運転して死亡事故を起こした場合の補償は、こんな金額では済まないようです。数年前ですが2桁違いの賠償を求められた方がいらっしゃいますから、お気をつけください。ちなみに、中国の対人賠償保険の最高額は100万元(約1,300万円)までだそうです。

その後、ちょっとうれしいニュースが飛び込んできました。修理工場からの見積もりです。部品調達に1ヶ月かかるのですが、修理代は2,200元とのこと。ウチの運転手さんも心持ち軽やかになってバスの運転手さんに電話していました。
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by pandanokuni | 2004-11-04 15:26 | 社会ネタ
北京の日本人の社会的ヒエラルキー
前回は北京で生活する日本人の経済的ヒエラルキーについて書きました。今回は社会的ヒエラルキーについて書こうと思います。
ピラミッドの頂点に立つのは、やはり大使館員でしょう....

北京は中国の外交の舞台ですから、全権大使をはじめ公使、書記官、参議官とご立派なお役職の大使館員がたくさんいらっしゃいます。この方々はいろんな意味で神様のような存在と言えるでしょう。
ただ、大使館員の中でも大きなヒエラルキーが存在することをお忘れなく。つまり本省からおいでの方が上ですし、本省でも外務省ご出身の方と国土交通省ご出身の方ではずいぶん違いがあります。他にも地方自治体や独立法人、外郭団体から派遣されている方も多いのですが、民間からいらっしゃっている方など、たいへんな思いをされている場合もあるようです。

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大使館員のお次はと言えば、商社員でしょう。最近は不景気で傾きかけているところもありますから、以前ほどではありませんが、北京日本人のセレブとして君臨している点では変わりありません。ただ、日本では同じ商社に勤めていたのに、こちらに来ると合弁会社出向と言う身分になる方も多く、そういう方とその商社の北京支店勤務の方とは大きな精神的格差があるようです。

商社員の下には大手企業から駐在できている方々が続きます。もちろん日本での会社の大きさと業種により、この中でもヒエラルキーが細分化されます。一般的には一般消費財を生産販売しているメーカーさんが上で、次いで原材料や素材・部品などのメーカーさん、そしてサービス業と言うことになります。

このあたりからボトム層と呼んで良いのかもしれませんが、ご自身でビジネスを始めた方が次にきます。経済的には恵まれてらっしゃる方も多いのですが、北京の日本人コミュニティーの中では残念ながら比較的下層レベルに押し込まれてらっしゃいます。人数的にはそう多くはありません。

そして、現地採用で北京で働く方々と留学生諸君が底辺を形成しています。こうした層の方々の中にも、大使館員や商社員とセレブなお付き合いに邁進してらっしゃる方もいますし、バックパッカー同様の暮らしを愛してる方もいらっしゃるわけです。

もちろん、こんな社会的ヒエラルキーに囚われず、活き活きと北京暮らしを楽しんでいる日本人が圧倒的に多いことを付け加えておきます。
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by pandanokuni | 2004-11-02 15:48 | 社会ネタ
1万人以上の日本人が北京で暮らしています
日本の会社の辞令を受けてこの地に赴いた人やその家族、留学のまま居ついてしまった人、日本で定年退職後第2の人生でこの地に職を求めた人、いきなりここで商売を始めた人。2ヶ月~1年の短期留学の人もいますし、天安門事件(1989年)の前、或いは文化大革命の直後から北京に住んでいる人も居ます。

私はもうすぐ丸7年目になりますが、多くの日本人は3~5年北京に居て帰国するか別のところに異動になります。7年も北京に居る私は、長居しているほうと言えるでしょう。

日本人と中国人は顔かたちが似てますし、2000年前から交流のある地理的に近い間柄ですから、きっと欧米人よりは行動や考え方が近いだろう、と思いがちになります。
けれども、それは幻想です。一般的に、中国人は日本人より欧米人に近い感じがするのです。少なくとも、日本人とはまったく違う人種であることは間違いありません。

そうした違いについては、おいおい述べることにして、7年も北京で暮らしていると、「中国人に似てきたな」と思うことがあります。
私の場合は、はっきり主張するようになったこと、です。

例えば話題の高級レストランで食事をしていて、髪の毛が料理の中に入っていた時、日本人だったら、遠慮してクレームをつけないことも多いのではないでしょうか。昔の私はそうでした。でも、いまはフロアマネージャーを呼びつけて、しっかりクレームをつけ、取り替えてもらうか、その分の代金を払わないかします。
数人の仕事仲間と打ち合わせをしていて、自分の考えと異なる方向にコトが進みつつあったりすると、以前は自分の意見を言うこともせずにあきらめていましたが、いまは議論の流れがどうであれ、しっかり自分の主張を言うようになりました。

日本人はとかく遠慮がちで、面倒だから、或いは場の雰囲気を損なうから、「いいや」とあきらめてしまう場面であっても、多くの中国人は徹底的に自分を主張するのです。

「だんだん中国人に似てきた?」という面白いスレを見つけましたので、ご覧になってみてください。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/128/1098093590/l100
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by pandanokuni | 2004-10-22 22:02 | 社会ネタ