エコエコ■中国・レジ袋(プラ・バッグ)禁止令発動■エコエコ
毎朝、会社の途中のコンビニで、紙パックの1リットルのウーロン茶を買います。
1リットルで105円でしかも紙パックだから。ペットボトルのウーロン茶なら500ミリリットルで150円、オフィスの自動販売機でも130円。2倍入って105円だからとてもお得。
コンビニのレジ係は、POSにバーコードを通すと同時に、段取り良く小型のレジ袋(プラ・バッグ)を広げ、お買い上げの紙パック・ウーロン茶をそのレジ袋に入れようとします。私が「袋、要りません」というと、せっかく準備したのにと不機嫌な表情すら浮かべ、お買い上げテープをパッケージに貼ります。
毎朝のことなのに、同じレジ係の時も多いのに、「袋要りません」と言わなければなりません。

出勤のときには、薄手のナイロンでできたトードをぶら下げていきます。帰りに単行本を2冊くらい買ってもその中に納まります。帰宅途中に配偶者から買い物を頼まれても、ワインやネギもすっぽり入れて帰れます。

週末に配偶者と買い物に行くときは、布製のマイバッグを持って出かけます。折りたたむと文庫本ほどの大きさのマイバックでも収納力は抜群。ワイン2本と白菜と大根と1キログラムのパスタと波乗りジョニーとすき焼き用切り落とし牛肉500グラムを入れてもまだ大丈夫。

日本のスーパーでも、レジ袋削減・"マイバッグ"推奨を始めていますが、何も申し出なければ、お買い上げと同時に必要以上のレジ袋を用意するお店が多いようです。「"マイバッグ"持参ですので、袋要りません」と言ったところで、5円か10円値引きしてくれるくらいですね....。

中国では6月1日から『レジ袋(プラ・バッグ)禁止令』(商品小売場所プラスティック製買い物袋有償使用管理辯法)が施行されました。
中国全土の小売店が無料でレジ袋(プラ・バッグ)を配布するのを禁止する法律です。違反したお店には罰金が科せられます。ちなみに西安市では2万RMB=約30万円とのこと(TECH-FOOD CHINA)。
これまでの"レジ袋を配るのが原則"から"レジ袋を配らないのが原則"へのコペルニクス的転換です。
コンビニで会計を済ませると、「袋要りますか?」と尋ねられるのです。「要ります」と言わなければ、レジ袋(プラ・バッグ)は用意してくれないのです。
もちろん「要ります」と言っても、タダでくれるわけではありません。有料です。北京のセブンイレブンや上海のローソンなどのコンビニでは、一番小さい袋が0.2RMB(3円)でした。北京の高級デパートの地下の食品売り場では、大きな袋が2RMB(30円)もしました。ペットボトルの飲み物はコンビニで3RMB(45円)くらいですから、日本の感覚で言うと150円のペットボトル飲料を買って小さなレジ袋に入れてもらうと160円になる、くらいのイメージです。

『レジ袋(プラ・バッグ)禁止令』はスーパーやコンビニに限った決まりではありません。
上海出張の朝ごはんは、道ばたの屋台で湯気を出している肉まんで決まりなのですが、屋台の肉まんを持ち帰るときのプラバッグも有料です。2つで2RMB(30円)のまんじゅうなのに、プラバックに入れてもらうと0.2RMB(3円)プラス。1割も高くなるのです。
ちなみに、この法律はこの4月18日に審議され、5月15日に発布され、6月1日に施行されています。さすが共産党独裁国家。日本だったら、プラバッグ製造業界の反対に遭い、小売店業界との調整に手間取り、1年や2年はかかる話でしょう。

中国経済網によると、この『レジ袋(プラ・バッグ)禁止令』によって、年間1万3,000トンの石油が節約できるとのこと。「大きな油田ひとつ分が節約できる」(中国化工信息網)などと言っている記事もありました。

北京では、レジ袋(プラ・バッグ)をぶら下げて歩いている人が随分減りました。その代わり、野菜や食用油をむき出しのまま抱えて歩いているオバさんを見かけたりもします。マイバッグはまだ浸透していないようです....。
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by pandanokuni | 2008-06-14 19:04 | 社会ネタ
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