北京の日本人の1ヶ月の生活費
それでは、日本人が北京で生活するのに、毎月いくらくらい必要でしょうか?
一人暮らしの男性の典型例と言えるある友人の事例を紹介してみます。

まず日常の生活費、主に食費やトイレタリーの購入ですが、1週間で見てみましょう。
彼は朝食を食べません。日中勤めていますから昼は外食になります。オフィスの社員食堂でしたら10元くらい、近場の中華レストランで同僚とシェアすれば一人20元程度、ケンタッキーや吉野家など馴染みのファーストフードなら25元くらい、比較的高級な日本料理店やタイ飯ややイタ飯やででランチにすると60元くらいです。これらを取り合わせると、月~金の5日間で150元もあればかなり立地なランチ生活ができるはずです。
夕食は週2回ほど外食とすると1回当たり割り勘で150元くらいでしょう。残りの夕食と土日のランチは自炊です。
自炊のために週2回はスーパーで買い物をします。野菜やお肉やパスタや牛乳やビールや調味料やインスタントラーメンやお菓子などの食材と無くなりかけたボックスティシュや歯磨きなどを買ったとして1回あたり100元を越えることはまずありません。しかも、日本人が行くようなスーパーですから、東京で言うと紀伊国屋みたいな高級店でです。

ここまで、昼食代が毎週150元で月700元、買い物代も毎週150元くらいですからやはり月700元。最低必要な飲み食い+日用品で毎月1,500元(2万円くらい)でしょうか。この金額で毎晩缶ビール2本ほどの晩酌も付きますし、それなりのレストランでのディナーが週2回含まれます。

通信費は、携帯電話の通話料が比較的高くつきます。積極的に使わないようにしても月300元くらいです。自宅はIP電話なので日本と週2~3回10分程度の電話をしても月100元程度で済みます。ちなみに、自宅のブロードバンド代は家賃に含まれています。

交通費ですが、彼の場合、出退勤時は会社負担ですし、近くのスーパーなどへは自転車で行きます。同僚と外食したり、友人とディナーに出かける場合は、タクシーを利用しますが、多くても月200元ほどです。

被服関係費について、スーツや服は日本に帰ったとき買うので生活費から除外しますが、自宅で着るような普段着は北京で購入しますが、月平均100元もあれば十分です。

医療・衛生費としては、散髪代が毎月かかりますが、ローカルの中級美容院でマッサージ月で50元。医療費は海外旅行傷害保険が使えますから、原則として無料です。

ここまで:
日常生活費が1,500元 / 通信費が400元 / 交通費が200元 / 被服関係費が100元 / 医療・衛生費が50元
合計2,250元(約3万円)です。

問題は交際費です。一般的な単身赴任サラリーマンである彼は、週に1回は一人であと1回は友人とスナックに行きます。2ヶ月に1回ボトルを開けるので、1ヶ月当たり1,600元ほどスナック通いに費やします。さらにマッサージが好きなので、週に1回はお店に赴き(1時間60元)あと1回は自宅出張(2時間200元)で2時間マッサージをしてもらいます。これで1ヶ月1,200元くらい費やします。カラオケ系のお店は取引先か日本からの出張者としか行かないので、会社負担で済みますが、チップは自腹ですから月平均500元くらいかかります。合計3,000元(約4万円)以上になります。

なお彼の場合、家賃(光熱費含む)は会社負担です。

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まとめますと、交際費を除けば毎月2,250元、約3万円ほどで十分リッチな生活ができるのです。

彼の場合、ゴルフはしませんしカラオケも好きではないですし、スナック頻度も決して高いほうではないので、遊び人とは言えませんが、そこそこスナック通いをしてマッサージなどしてもらうと、交際費のほうが日常生活費より高くついてしまうわけです。
なお、土日にゴルフを嗜む方だと、プレイ代が安くて500元、交通費、食事代、さらに「ニギリ」も含めると1回1,000元(1万3,000円)は必要です。
スナックも安いからと思って、ほぼ毎日通ったりすると月4,000元(5万2,000円)くらい出費することになります。

家賃ですが、月2,000元くらい出せば家具・家電付きでそこそこのアパートは賃貸できますから、夜の遊びを控えれば、月5,000元(6万5,000円)でかなりリッチな生活ができるはずです。
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by pandanokuni | 2004-11-02 22:17 | 経済ネタ
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