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北京の日本人の社会的ヒエラルキー
前回は北京で生活する日本人の経済的ヒエラルキーについて書きました。今回は社会的ヒエラルキーについて書こうと思います。
ピラミッドの頂点に立つのは、やはり大使館員でしょう....

北京は中国の外交の舞台ですから、全権大使をはじめ公使、書記官、参議官とご立派なお役職の大使館員がたくさんいらっしゃいます。この方々はいろんな意味で神様のような存在と言えるでしょう。
ただ、大使館員の中でも大きなヒエラルキーが存在することをお忘れなく。つまり本省からおいでの方が上ですし、本省でも外務省ご出身の方と国土交通省ご出身の方ではずいぶん違いがあります。他にも地方自治体や独立法人、外郭団体から派遣されている方も多いのですが、民間からいらっしゃっている方など、たいへんな思いをされている場合もあるようです。

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大使館員のお次はと言えば、商社員でしょう。最近は不景気で傾きかけているところもありますから、以前ほどではありませんが、北京日本人のセレブとして君臨している点では変わりありません。ただ、日本では同じ商社に勤めていたのに、こちらに来ると合弁会社出向と言う身分になる方も多く、そういう方とその商社の北京支店勤務の方とは大きな精神的格差があるようです。

商社員の下には大手企業から駐在できている方々が続きます。もちろん日本での会社の大きさと業種により、この中でもヒエラルキーが細分化されます。一般的には一般消費財を生産販売しているメーカーさんが上で、次いで原材料や素材・部品などのメーカーさん、そしてサービス業と言うことになります。

このあたりからボトム層と呼んで良いのかもしれませんが、ご自身でビジネスを始めた方が次にきます。経済的には恵まれてらっしゃる方も多いのですが、北京の日本人コミュニティーの中では残念ながら比較的下層レベルに押し込まれてらっしゃいます。人数的にはそう多くはありません。

そして、現地採用で北京で働く方々と留学生諸君が底辺を形成しています。こうした層の方々の中にも、大使館員や商社員とセレブなお付き合いに邁進してらっしゃる方もいますし、バックパッカー同様の暮らしを愛してる方もいらっしゃるわけです。

もちろん、こんな社会的ヒエラルキーに囚われず、活き活きと北京暮らしを楽しんでいる日本人が圧倒的に多いことを付け加えておきます。
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by pandanokuni | 2004-11-02 15:48 | 社会ネタ
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