天津 - もっと注視すべき市場
天津は北京からクルマで2時間弱、ほぼ1時間おきに出ている列車なら1時間半、日本からも直行便が出ていて、比較的交通の便が良い都市です。

最近北京の空港などで「天津甘栗」クッキーや「天津甘栗」チョコレートがお土産として売られていますが、天津では「天津甘栗」は存在しません。もちろん、天津を含め北京や河北省では、日本でお馴染みの「甘栗」が売られていますが、「天津」の名産ではなく「河北省」の名産として、中国では認知されています。
さて「天津飯」や「天津丼」は、というと、これは天津だけではなく、中国のどこでもまずはお目にかかれません。ボクは天津飯が大好きなので、きっとそのルーツがあるのだろうと、7年間中国を探し回ったのですが、それらしい食べ物は無いのです。

日本から出張などで来る方に、「本場の天津飯が食べたい」とか「餃子とチャーハン」などと頼まれると、ほんとに困ってしまいます。

さてこの天津、1000万人を越える人口を有している中国第3の都市なのです(重慶はうそ臭いので除きます)。地域総生産(GDP)は北京の半分、上海の4分の1ほどですが、他の地方都市と比較すると高いのです。
しかもマーケットが北京ほどコンサバで無いので、広告の反応も大きくて、新製品のテスト・ロウンチングには持ってこいの都市なのです。
中国市場で上海はむしろ特殊なマーケットであって、天津あたりで成功する製品こそ、中国の巨大市場に適応しやすいスペックを持っている感じがするわけです。

北京にも近く、日本にも近い、この天津のマーケットをもっと注視する必要があるのではないでしょうか。
[PR]
by pandanokuni | 2004-10-31 03:04 | 経済ネタ
<< [検証]アジアカップ2004決... [検証]アジアカップ2004決... >>