ライブドアを中国語では"ホリえもん"と言うんだぁ....
ライブドアの強制捜査や東証の取引放棄のニュースは、中国のニュースサイトでもバンバン取り上げられています。
ほとんどは、外電をそのまま引用して論評抜きで伝えているようです。
知人で経済通の中国人に意見を求めると、「せっかく日本経済がウソでも復活しようとしているのに、勿体無いことをするものだ」と言う感じでした。

中国でも”出過ぎた杭(釘子)"は打たれます。急成長した企業の創業者やトップの多くは、"経済犯"として司法の裁きを受け、一旦は失脚してしまうのです。罪状は横領、背任や贈賄などが多いのですが、最近は粉飾決裁や不正経理操作などで"追放"される企業家も増えています。
ですから、この種のニュースは中国では特に珍しいものではなく、「遣り過ぎちゃったなぁ、気の毒に」くらいの話です。
NASDAQあたりに上場を果たした中国の"IT関連企業"のほとんどは、海外のペーパーカンパニーを活用したり、事業会社をノミニー(名義借り)して外国資本を隠したり、グレイ・ゾーン活用によって企業価値を高めてきたわけですが、いまのところ中国当局は"政策的に"見過ごしています。いずれ創業者や経営者が個人的に”苛められる”ようなことがあると思うのですが、企業をまるごと再起不能に陥れるような"バカな真似"はしないのではないでしょうか。
「国のためになっている間は、"目をつぶる"だろう。」経済通の知人はこう語り、日本の何らかの勢力によると思われる"ライブドア潰し"をしきりに「勿体無い、勿体無い」と言います。

私も同感です。
"怪しげ"といわれようが、彼ら"IT関連企業"が日本の景気回復の雰囲気作りをしてきたのは確かだと思いますし、彼らのことを"怪しげ"と思いつつも株を始めた個人投資家だってたくさんいるわけですから、”証券市場を欺いた"などと国家権力が良心を振りかざすことよりも、市場の原理を見守ってあげれば良かったのに、と思います。
株価は将来の期待値でもあるわけですし、"錬金術"で生み出された薄っぺらな企業だとしたら、いずれ自然淘汰されるでしょう。彼らが"嘘っぱち"なのかどうかは、これからの業績を見守れば良かったのではないでしょうか?
ライブドアのような様々な意味で"出過ぎた"企業が出現したからこそ、若者は夢を甦らせ、株式市場は注目され、"守旧派企業"ですら刺激を受け変革を迫られた、と功績を評価して、目をつぶることもできただろうに.....

それにしても、中国人(特に北京人)は何でも漢字にしたがります。ライブドアのようなカタカナ企業名は"livedoor"のように英語表記される場合が多いのですが、記事の露出が増えていくうちに、いつの間にか「活力門」と言う中国語訳で定着したようです。
liveは「活力」ですし、doorは「門」ですから、livedoorはまさに「活力門」なのですが、中国語の発音では「ほぅおりぃめんになります。早口で話すと「ホリえもん」と聞こえなくも無いのです。
恐らくライブドアが自社で中国語社名を用意したのでは無いと思います。誰が訳したのか知りませんが、きっとホリエモンの発音を意識して「活力門」にしたのだと思います。liveは「生命」とも「実況」とも訳すことができるのに、敢えて「活力」を使ったのですから、たいしたものだと思いました。

ライブドアが、日本経済と日本の多くの若者にとって「活力門」であったのは事実だと思います。内輪揉めばかりしていないで、国家一丸となって日本に活力を甦らせなければならないと思う、今日この頃です。
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by pandanokuni | 2006-01-20 02:03 | 経済ネタ
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