天安門から毛沢東が消えた瞬間
b0047829_21332836.jpg10月1日は中国では「国慶節」と呼ばれる祝日で、多くの企業では1週間お休みになり、気候も良い時期なので秋の黄金週(ゴールデンウィーク)とも呼ばれています。「国慶節」はつまり、中華人民共和国の建国記念日。1949年10月1日に天安門で毛沢東さんが建国を宣言した日を記念しているわけです。こういう体制のお国ですから、ほとんどの人がお祝いムードです。政治的にどうこうよりは、お休みになるのでうれしいと思っている人が大半ではありますが....

北京の象徴とも言える天安門。その中心には建国者たる毛沢東さんの肖像画が掲げられています。その肖像画はタテ6.4m×ヨコ5mという巨大なもので、1949年に掲げられた初代の肖像画は毛さんと同郷の湖南省の画家・周令釗(「金」篇にリットウ)によって描かれたそうです(chiarmanmao.org)
実は時代とともに微妙にその表情も変わっています。というのも、毎年「国慶節」の直前に"お色直し"をするからです。昨年は9月27日に新しい肖像画に取り替えられたそうです((新浪網)

古い肖像画から新しい肖像画に取り替えられる瞬間、天安門の中心から毛沢東さんが消えてしまうことになるのですが、その瞬間を忍耐強く見張っていた方がいらっしゃいました。その方のブログ「ボウエンキョウとケンビキョウ2」によると、今年は9月28日の夜9時から"取替え作業が行われたそうです。当然のことながらクレーン車による作業で、天安門広場の照明が落とされる夜10時に、古い肖像画が引き降ろされ、毛沢東さんが天安門から消えてしまったそうです。天安門から毛さんが消えた瞬間も見事に写真に捉えてらっしゃいます。これは必見でしょう!!

天安門といえば毛沢東さんというイメージですが、中華人民共和国が建国する前は、蒋介石さんだったんですね。(参照:天安門の変遷)さて、毛沢東さんはいつまで天安門広場を見張り続けていることができるのでしょうか....
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by pandanokuni | 2005-10-01 21:26 | 政治ネタ
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