人材難!? 隣のライバル店の女の子をママに抜擢したスナック。
最近の北京の日本人向けスナックはホントに乱立しすぎています。日本語フリーペーパーには毎月新しいお店の広告が載りますし、ひっそりと消してしまうお店もあります。同じ所在地のお店でも、いつの間にかお店の名前が変わってしまっていたり、"ママさん"を含むお店の女の子が総入れ替えになっている場合もあります。一つのビルやホテルの中に、複数の日本人向けスナックが入居する場合も多く、銀座の雑居ビル状態になってしまったオフィスビルすらあります。

とある三ツ星ホテルの同じフロアに、日本人向けスナックが隣り合わせで2軒並んでいます。2軒のスナックには資本関係(オーナーが共通など)も従業員のつながり(以前同じスナックで働いていた女の子が開業したなど)もありません。完璧なライバル関係のお店です。
奥に位置するPというお店に行こうとエレベーターを降りると、エレベーター前に位置するTというお店の女の子がお客さんの見送りのためエレベーターホールに出ていて、"呼び込み"まがいにP店のお客さんを奪ったりするような関係です。

T店は北京で最もテーブルチャージが安いお店の一つでしたが、最近オーナーが代わり女の子が大勢辞めてしまいました。メインでお店を切り盛りしていた"雇われママ"も長期休養と言うことで、実質的に仕事を放棄してしまい、危機的な状況に陥っている....この騒動でT店から別のスナックに転職した女の子にこうした話を聞くに及んで、ほとんど手付かずのバーボンのボトルが残っているT店ではありましたが、もう行くことも無いだろうなぁ、と思っていました。

先日、日本から友人が来たので、久々にスナックでも行こうという話になり、私たちはT店の隣にあるP店に行くことにしました。
お店の入居するホテルのエレベーターを降りると、正面に位置するT店の女の子と思しき数人が、お客さんのお見送りに出ていました。その中にP店のL嬢が居て、私たちに例の如く「お久しぶり~っ」と声をかけてきました。私はてっきりL嬢にP店へ連れて行かれるのだと思っていました。
ところが、L嬢はP店ではなく、T店のほうに私たちを導いたのです。

L嬢はP店で何度か私の席についたことがあり、顔なじみの女の子です。この娘目当てと言うわけでもなかったのですが、P店を目指していた私たちは、L嬢の高いテンションに負けてT店のほうに腰を据えることになりました。
噂どおり、T店はスタッフがすっかり変わってしまっていて、前回、2ヶ月ほど前に来た時に働いていた女の子はもう一人もいませんでした。唯一の顔馴染みが、お隣のライバル店Pで働いていたL嬢だったのです。
しかも驚いたことに、彼女はいまT店の実質的な"ママさん"になっていたのです。一応"チーママ"と言うことになっていますが、里帰りしたことになってる"ママ"がお店に戻る保証は無いからです。
L嬢は19歳になったばかりで、P店で働いていたときは、スタッフの中でも若いほうだったので、お店の中でもどちらかと言うと"下っ端"という扱いでした。その娘がいつの間にかライバル店で"ママ"に抜擢されていたのです。
まさに、北京のスナック業界は"世も末"という感じです。

でも正直に告白すると、ウチの会社の元受付嬢(いまは総務部で働いています)も、実はお向かいの会社の受付嬢だったのです。ルックスが良く、ウチの会社の社員にもお愛想を振りまいてくれたので社内で人気になり、引き抜いてしまいました。オフィスを移転するまでの2年間くらいは、前の職場と向かい合ったウチの会社の受付で、平然と働いていたわけです。さすがに管理職として迎え入れたりはしませんでしたが、受付嬢から総務部(中国では行政部と呼ぶのが一般的です)の中堅クラスで頑張っています.......
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by pandanokuni | 2005-08-26 22:10 | ひまネタ
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