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中国在住の皆さん、"生卵"食べていますか?
取引先のおじさんが体調を壊したそうです。下痢、嘔吐、発熱が続き、外人向けクリニックで「細菌性腸炎」と診断。3日間点滴を打ち続け、何とか1週間ほどで回復されました。
「何か危ないもの食べたんでしょう」と尋ねると、「トンでもない!私は歯磨きのうがいをするにも、タンクの蒸留水を使っている」とのお話。
このおじさん、北京に赴任されて半年ほど経ちますが、ホテルなどの高級レストラン以外では中華料理は食べないし、高級オフィスビル内の社員向け食堂ですら"怖くて"昼食をとったことが無いそうです。ですから、北京人御用達のローカル向けレストランや屋台などで食事をするとは思えません。一応浄化装置を通した水が蛇口から供給される、外国人向けマンションに住んでいるのに、口に入りそうな水はすべて、ポリタンクの蒸留水を利用している、という徹底ぶり。それでも何故か「細菌性腸炎」になっちゃったのです。

中国の衛生環境は日本と比べるとよろしくはありません。食の安全も怪しげですから、北京に住んでいる日本人の方々は、"食べ物"などにいろいろ気を遣います。でも、気の遣い方は人それぞれです。
このおじさんのように、"日本レベル"の衛生環境が整ったレストランでなければ外食しない、と言う方もいらっしゃいます。でも、歯磨きをするにも蒸留水を使っている、というのはちょっと潔癖すぎるような気もします。

海外生活では、みんなそれぞれのスタンダードに基づいて、自分を守っているのでしょうから、"度が過ぎている"とか"甘過ぎる"というのは不適切かもしれません。
私は歯磨きのときは蛇口の水でガブガブします。でも、蛇口の水をガブガブ飲むことは控えています。例えば、インスタントラーメンを作るときは蛇口の水を使います。でもブロック・アイスを作るときは、タンクの蒸留水を使います。
レストランはローカル系まったくOK、屋台も大好きです。路地裏の隠れた食堂が安くておいしかったりするのです。ただし、お客さんの多いレストランに限ります。そして、料理が熱いことが条件。ぬるかったり、なま焼き・なま煮えのときは抗議するか食べません。もちろん、汚いしお客さんも居ないようなレストランはさすがに身の危険を感じます。それに、生モノは路地裏のレストランや屋台では遠慮しておきます。
また、焼きたての羊肉串は食べますが、露天商が売り歩くサンザシ飴はやめておきます。
料理に使うお肉は自由市場で買うのが好きです。外資系スーパーのパック詰めでないと怖くて....という方も多いのですが、騒然とした自由市場の中のお肉屋さんにも、"ヤバそう"なお店とそうでなさそうなお店があって、大きな肉の塊を好きなところを好きな量だけ切り分けて買えるのが魅力的です。野菜や果物も、北京人が良く行くような自由市場なら、私は平気です。馴染みになるとトマト1個、ネギ1本から売ってくれますし。でも、こうした自由市場はどんどん無くなりつつありますが.....

私のスタンダードはこんなものですが、北京に来て8年間、"食あたり"のような病気は一度もしたことがありません。新疆でも西藏でも随分怪しげなレストランで食事をしましたが、身体を壊したことはありません。

身内で話題になるのが「生卵」についてです。卵の殻には細菌や寄生虫がついていて、割ったときに生卵に混入してしまう、以前北京でとある日本人が生卵が原因で苦しんで亡くなった...という"伝説"があるらしく、中国では絶対に食べないという知り合いがいます。以前、高級日本料理屋ですき焼きを饗することになったのですが、その時も彼は生卵を使いませんでした(そんな彼に限って、下半身に関しては驚くほど無防備だったりするのですが...)。
生卵ぶっ掛けご飯が大好きな別の知人は、卵の殻を洗剤でごしごし念入りに洗ってから食べるそうですが、割ったときに誤って殻が混じったときには、それを捨てて再チャレンジするとのこと。
私は、というと、スーパーでパックで売られている卵であれば、そのまま使ってしまっています。

体調や免疫など人それぞれ条件が違いますので、無理せずにローカル・ライフを楽しんでもらいたいと思います。
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by pandanokuni | 2005-07-04 23:52 | 社会ネタ
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