「ほっ」と。キャンペーン
このブログ、中国から見れなくなっています....
「五一」と呼ばれる中国版ゴールデンウィークを、私はブログの更新もほったらかしにしたまま、のんびり日本で過ごしていました。
異変に気づいたのは、日本で北京在住の「原口純子さんの北京日記(こちらは漢字で「北京」、URLは"peking"なんですね)」をチェックしていたときでした。「ブログが更新不能に」という5月6日付けのポストは、日本の友人に託して更新したとのこと。その時は、まさか"エキサイト・ブログ"全体が中国から"アク禁"状態になっているとは思いもしませんでした。
5月7日に北京に戻り、実際いろいろと試してみましたが、複数の接続プロバイダで試してみても、どの"エキサイト・ブログ"にもアクセスできません。連休を中国で過ごされていた北京在住の方に確認すると、5月1日頃から"エキサイト・ブログ"にはアクセスができなくなってしまった、とのこと。

以前のポストでも触れましたが、中国では当局の不都合なサイトを閉鎖したり(中国国内にサーバーが設置されている場合)、アクセスできなくしたり(中国以外にサーバーが設置されている場合)します。反政府系やアダルト系の中国語のサイトはもちろんですが、外国語サイトでもCNNやYomiuri Onlineなどのニュース・サイトが一時的にアクセスしにくい状態になることはあります。
また、"geocities.co.jp"のドメインの個人ホームページは、かなり前からほとんどアクセスできませんでした。

それにしても、仮に私のブログが原因で中国からエキサイト・ブログがアクセスできなくなってしまったとしたら、大変なご迷惑をかけてしまったことになってしまいます。"exblog.jp"というドメインで規制するのではなく、せめて"beijing.exblog.jp"などと言う、サブ・ドメインのレベルで規制してくれれば、まだマシなのに、この国にはそんなデリカシーは期待できませんし....でも、このブログは、かなり多くの方に、"親中派"と目されているので(私自身はそう思っていないのですが)、このブログが原因とは考えにくいのですが。

もう一つのブログ、「北京ビジネス最前線」をご覧になっていただいている方からの情報ですと、あるブログが原因で"ココログ"全体がアク禁になったそうです。4月18日付の記事が原因と推測されるのですが、現時点では"ココログ"内のブログが中国からも見ることができるようになっています。
エキサイト・ブログのアク禁も、近いうちに解除されることを期待するしかありません。

"情報統制"のモロ"被害者"になってしまっているのに、こんなのんびりした態度だと、きっとお叱りのコメントを頂戴しそうなのですね。
「金盾行程」(Gold Shield System)と呼ばれる"治安維持プロジェクト"の一翼を担う、インターネット上のキーワード検索&遮断システムは、アメリカのS社が技術供与しているとのことです。「紅旗」と呼ばれるLinuxベースの中国"国産"OSが思ったほど普及せず、Microsoftへの風当たりも以前ほど強くなくなった中国です。IBMの一部も既に中国企業になってしまいました。
深読みして「アメリカこそが中国の情報システムを牛耳っている」と考えることもできるでしょうが、中国だって警戒すべきところは警戒しているはずですから、人権と民主主義を叫んでいるこの超大国は短期的には中国との"エゲツない"ビジネスを優先しているような気がしてなりません。
しかも、飛行機がビルに突っ込むシーンの放映の"自粛"を要請されると、かの国のネットワーク・テレビ局は素直に応じてしまいますし、"テロとの戦い"などの"大義名分"で、表現の自由を制約されている人たちもいます。
諦めているわけではありませんが、多かれ少なかれどこの国家も似たようなものではないでしょうか....
もちろん、中国のインターネットのアクセス規制を容認するつもりもありません。この状態が続くようでしたら、エキサイトもビジネス上の不利益を被るはずですから、山村社長あたりに対応策を相談してみることにしましょう。

ところで、何故いま私が中国に居て、エキサイト・ブログを更新できているのでしょうか?
これもある方にお聞きしたのですが、"たまねぎの皮をむく"ことにより、アク禁のサイトにも接続できるようになりました。ほんとうは中国在住のエキサイト・ブログを見てらっしゃる方全員にお教えしたいのですが、誰もがこの方法でアクセスできてしまうと、きっと当局も対抗策を打ち出してきてしまいそうなので、ここでご紹介するのは控えさせていただきます。"上に政策、下に対策"ですね。
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by pandanokuni | 2005-05-09 20:53 | 社会ネタ
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