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65歳のオフタイマー
自分の親もそうだし、妻もそうだし、この世代は老化する親に関する負担が多かれ少なかれあるのだと思う。
この時代の人間は65歳かそこらで、オフタイマーをかけてしまうべきだと、冷酷に考えたりする。

肉体や精神の衰え、認知症、80代にして夫婦の不仲、それにつけ込む悪人、支える負担。
周知のとおり、金銭的肉体的負担は収入のある世代が支えなければならないし、いずれ支えられるほうが多くなる。

人生が65年と決まっていれば、リタイア後の資産の管理にも計画性が活かされる。子孫に残そうが、アジアンリゾートで使い果たそうが自由だ。
医療技術の進歩などにより、寿命が伸びて、あと20年か30年か、もしかしたら40年か生き続けるのかも分からなければ、計画も立てられない。最期まで自分でマネージメントできるわけでもない。

65歳で転生できるのなら、リタイアしてせいぜい5年か10年の食い口を考えればよい。現役の年金負担も不要となろう。
長寿は目出度いのかも知れないけど、現世の経済論理では合理性に欠ける。
別に100歳まで生きなくとも、善を尽くして、転生・再生すればいい。

近年、都市部の災害より、高齢化の進む非都市部での天災が多いように感じる。高齢者が多く犠牲となる、さらに言えば経済的弱者が。
冷酷に言えば、神の見えざる手、なのかも知れない。

宗教を持ち出してもよい。
ぼくらは、率先して65歳のオフタイマーを埋め込むべきなのかも知れない。
by pandanokuni | 2012-03-08 22:49 | ひまネタ
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