スナック5軒はしご! 接待フィールドのメンテナンス・ナイト。
カラオケよりはスナックのほうが好きなのですが、一人で行くことは稀です。北京滞在が長い私の北京仲間もスナック離れが進んでいて、一緒に夕食を食べた後で「じゃあスナックでも行こうか」と切り出す奴は少なくなってしまいました。私のスナック・フリークエンシーは、理想とする週一回より更に小さくなってしまっています。

それでも、足掛け8年も北京で暮らしていると、いろんなシガラミができてしまって、行かないわけには行かないスナックもでてきます。もちろんオキニの女の子からの執拗なメール攻撃に応えなければ、という意識もありますし、ママさんや経営者との友人関係を維持するため、という目的もあります。
ただリーマンである私にとって、接待のフィールドを温存しておかなければならない、という気持ちが大きいのです。
その種の期待を秘めて日本からやってくる方には、カラオケが手っ取り早いのですが、そうでもない方、或いはそうであっても表に出せない方もたくさんいらっしゃいます。初対面のお客さまをいきなりカラオケでハジケされる、というのもリスキーです。ですから、接待のためにスナックを利用するということも意外と多いのです。
接待でお連れしたときに、一見さん扱いされるのも見栄えが悪いですし、中国語を話せないお客さまに日本語が話せる女の子をリクエストしたり、奥のほうの落ち着いたボックス・シートをリクエストするには、やはりそのスナックにある程度通っていなければ、サマになりません。ですから、スナックのママや女の子に名前を忘れられない程度のフリークエンシーで通う必要が生じるのです。

しかも、1軒だけと言うのでは持ち駒不足です。お客さまや出張者に「またあの店か」なんて思われたらシャクです。すごく気に入ってもらえたなら別ですが、同じお客さまを同じスナックに連れて行くというのは粋な接待とは言えないでしょう。そもそも、北京に駐在さfれているお客さまをスナックにお連れする接待は、「機会の提供」なのです。お客さまが行ったことの無いスナックにお連れして、もしお気に召したらあとはご自由にお通いください、と言うのが、滞在期間の長い者の役目でもあります。ですから、少なくとも7~8軒は持ち駒を用意しておく必要性があります。

とは言え、一人では行きたくないし、仲間のスナック離れが進んでいる現状では、スナック・フリークエンシーは減少する一方です。
こうしたときに、日本の本社から出張でやってくる同僚や後輩はいいカモになってくれます。取引先の方や会社の上司や先輩ですと、「接待」をしなければなりませんが、同年代の同僚や後輩であれば、こちらがイニシアティブを取れます。ギラギラして「過激なところ」を期待する若い奴には気の毒ですが、こうした気のおけないカモ君が日本からやってくると、私はスナックを連れまわします。

きょうは日本の本社から後輩が出張でやってきました。「北京ダックを食べたい」と言う彼の希望を受け入れつつ、「過激なところ連れてって!」と言うリクエストは冷酷に拒絶して、スナックをハシゴしました。3時間ほどで、1~3ヶ月ご無沙汰していたスナックばかり5軒回りましたから、平均滞在時間は40分弱と言ったところです。自分のプレゼンスをスナックの皆さんにそれなりにアピールして退散するわけです。こうしたメンテナンスはビジネス面だけではなく、プライベート面でも効果を発揮する場合がありますから、カラオケ接待よりは苦になりません。連れまわされた後輩も満更ではなかったようです。明日は仕事をすっぽかして、女の子のガイド付きで厳寒の長城に観光に行ってしまうかもしれません。
[PR]
by pandanokuni | 2004-12-14 03:33 | ひまネタ
<< テレホン・セールス。社会勉強に... 「テニスの王子様」の正規版が中... >>